クリスマスイブに天才がまた一人空へ昇っていきました。
彼の感性は同じ時代を共に生きる一人として心から誇りに思えるものでした。
日本の季節を巧みに切り取って歌にしてしまうそのずば抜けたセンスは恐らく同世代のソングライターなら誰しも一目置くものだったに違いありません。
ライブも何度も観ました。
そして時々僕はライブ中に眠ったりして一緒にライブに行ったYOUNGASソガワ君に怒られたものです。
今さら言い訳すると志村君の歌声は子守歌そのものだった気がするんだよなぁ。あんなに気持ち良いんだから。
とにかく僕はフジファブリックを、志村君を一生忘れないし、ずっとずっとファンでいたいと思ってます。
志村君ありがとう。
そして安らかに。
〈君のその小さな目から大粒の涙が溢れてきたんだ「忘れることはできないな」そんなことを思っていたんだ/東京の空の星は見えないと聞かされていたけど「見えないこともないんだな」そんなことを思っていたんだ〉(フジファブリック「茜色の夕日」より)
YOUNGAS シノダ