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2013年 02月 20日

Cloud Nothings-Live on KEXP

俺アワード2012で音楽部門1位にしたCloud NothingsのKEXPライヴ映像。

度のキツいメガネ、ヘロヘロのシャツ、小さい二重の瞳、無精ひげ、ボサボサヘアー、鼻にかかったこもった声、メンバー全員シンプルな服装、小さなタトゥー。これぞ完璧なメロディーとラフな演奏。

いやホント好きすぎる。4曲目のインスト『SEPARATION』鳥肌立ちっぱなしの3分間。
自分の全人格を捧げられる渾身の1曲。俺ってこの曲です。





youngas sogawa
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# by youngas | 2013-02-20 15:16
2013年 02月 03日

zine 『ink Riders』

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好きな映画や好きな音楽について書かないと決めたけど、少し書きたくなってきたから書くかも。





あと1カ月ぐらいしたらできるかな。





あなたの生活にさざ波を~さらららら~。










youngas sogawa
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# by youngas | 2013-02-03 18:52 | Drawing
2013年 01月 08日

XX KLUV3

ゲイ春!ゲイが春売ってるみたいになるね、カタカナにすると!

ご無沙汰しておりました!「終わっちゃったの?」とか「早く再開して!」の声がまったくなかったチョメクラ3が気まぐれかつオレンジロードに復活!

新年一発目はこの娘しかいない!

ではご覧ください!

XX KLUV(チョメチョメクラブ)3とはyoungasのゾンビ映画はスカッとするとか怖いとかそんなんじゃなくて早く本当にこうならねーかなぁと完全に現実逃避で見てるほうshinodaが憧れのあの娘と全力で妄想恋愛をしてみるキモカワユスなコーナーです。

第17回〈橋本愛〉

いい天気だ。いや、むしろ天気だけがいい。

青空がどこまでも広がっている。雲がゆっくりと流されていく。

高校の屋上。今日も授業をサボってここに寝転がっている。

でもどうだ。俺なんかいなくても授業はどんどん進んでいくし、誰一人探してくれる人もいない。家に帰れば親父が死んでから母親はアル中で絡んでくるばっかりだし、兄貴は引きこもって夜毎ブツブツとつぶやきながら壁をガンガン叩いてくるし、家の中は荒れ放題だ。誰も俺なんか必要としてない。だからこうやって高校側からやめてくれと言われるまで俺はこうして一人の時間を生きていく。いつか高校をやめたら、俺はどっかどうでもいい所に働きに出るのだ。そして慎ましく何にも期待せずに、誰にも知られずに生きて行くのだ。クズみたいな人生だ。でも神様は俺を殺さない。どこまでも不公平だ、神様ってヤツは。

ガチャ。

屋上の扉が開く音。

さすがに飛び起きて端っこに隠れる。

誰だ?

あの娘。あ。橋本さんだ。

クラスが一年の時一緒だったな。俺と同じで橋本さんもいつも一人だった。いつも窓際で本を読んでた。美人過ぎて、絵になり過ぎた橋本さんは一部の女子に妬まれて、いじめられているらしいと噂で聞いたことがあった。

一度右手を包帯でぐるぐる巻きにして登校してきたことがあった。先生に聞かれて「帰り道に転んでしまいました」と答えたら、「気をつけなさいね」と先生は笑ったけど、俺はその後すぐに目を伏せた橋本さんの表情を見て絶対誰かにやられたんだと悟ったんだ。

でもそれも聞けないまま、クラス替えで橋本さんとは会わなくなってしまった。たまに橋本さんが気になって彼女のクラスの前をわざと通り過ぎたりした時、彼女は一年の時と同じで窓際で本を読んでた。

その橋本さんが屋上に何の用だろう?

授業の時間真っ最中だから抜け出してきたのかな?

屋上の金網の前に腰を下ろしてしばらく遠くを眺めていたけど、橋本さんはその後カバンから本を取り出して読み出した。

読書しにきたのか。

こんなチャンスはもうないかもしれない。どうせやめるけど、この高校にいたっていう唯一の思い出にしようと思って、俺は橋本さんに話しかけてみることにした。

「橋本さん」
「え!あ、はい」

急に話しかけたから橋本さんはすごく戸惑ってるみたいだった。

「あ、俺、覚えてますか?」
「あ、うん。同じクラスだったよね?一年の時」
「あーよかった」
「何で?」
「覚えてないんじゃないかなと思ってたから」
「そんなことないよ。ふふ」
橋本さんが笑った。初めて見た笑顔だった。
「いつも本読んでるよね?」
「あ、うん」
「ドストエフスキーとか芥川とか?」
「え?」
「いや、橋本さんいかにも文学少女だから、そういうの読んでそうだなって」
「ごめん。ドスト何?芥川って自殺した人だっけ?」
「知らないの?ていうか、じゃあ、何読んでるの?宮部みゆきとか東野圭吾とか?」
「あーごめんわかんない!今読んでるのはこれ!」

ブックカバーを外して出てきたのはとりいかずよしの「トイレット博士」だった。

「漫画!漫画だったの!?」
「漫画だよ!漫画しか読まないよ、私。ふふふ」

驚きだ。その後、橋本さんは好きな漫画の話をマシンガンのように話してくれた。一番好きなのは「天才バカボン」で一年の時窓際で読んでいたのは「がきデカ」と「つるピカハゲ丸」だったらしい。

「橋本さんてこんなに面白くってこんなにしゃべる人だったんだね」
「まぁね。クラスではちょっとすましてるけどね。ふふ」
「あ、でもいじめられてたでしょ?」
勢いでそう聞いたら橋本さんが黙った。やべー、余計なことを、と思った次の瞬間、橋本さんが笑い出した。

「あははは。いじめ?私が?ふふ。何で?そう見えた?」
「友達いなかったし、そうかなぁって」
「まさか!私高校の娘たち何か合わないんだ。だから作らないって決めたの。地元に帰れば友達いるから」
「あ、でも、包帯!そう!包帯!巻いて来てたよね?」
「ヤダ!よく覚えてるね〜。あれ本当はスケボーやってたんだあの時。スパイクジョーンズカッコいいとか思っちゃって!でもすぐやめたけどね。続かないんだ、私。ダメだよね〜」

想像と違った。想像してたのはこんな橋本さんじゃなかった。何だか少しガッカリもあって、その後少し話して俺たちは別れた。

俺は高校をやめないで結局卒業し、アル中の母親と引きこもりの兄貴の面倒を見ながら、工事現場で働いていた。ある日、行った現場の近くの弁当屋さんで橋本さんと再会した。

「あ!久しぶりじゃん!」
「橋本さん、バイト?」
「うん、まぁね。一応女子大生だけどね。あ、今日何時に終わるの?」
「え?一応、五時の予定だけど」
「え!私も五時までなんだ!飲みに行こうよ!」
「え?いや、あの…」
「あ、じゃあ、終わったらここ来て!」
「え、でも、あの…」
「いらっしゃいませー!しょうが焼弁当ですね!」

断る理由もないかと思って、急いで現場を終わらせて、橋本さんと駅前の小さな焼き鳥屋に入った。

「カンパーイ!」
「あ、どうも」
「暗いなぁ!どしたの?悩んでるな!青年!私で良ければ話してよ!」
「実は…いや、いいよ!暗くなるし」
「気にしなくていいから!私が受け止めるから!」
「いや、無理だよ。絶対」
「何で?」
「橋本さんにはキツいと思うから、こんな話」
「決めつけないでよ!わかった!私の話からしよう!」
「え?」
「私が話したら話してよね」
「うん、わかった」
「私さ。いじめられてたんだ、本当は!」
「え?でもあの時…」
「あの時は暗くなるかなと思って強がったの。今は時効だからね!はは」
「ははって…」
「かなりヘビーだったんだ。だからギャグ漫画に救ってもらったの」
「トイレット博士…」
「そう!あと、バカボンとかね。あの包帯も酷いことされてさ、今も消えないんだ、痣が」
「…」
「おまけに好きだった先生にフラれるし、唯一クラスで優しくしてくれた男子にはレイプされそうになるしさ。ほーんと最悪だったの。だからギャグ漫画読んであの日死のうと思ってたんだ本当は」
「え!」
「でも君が来てくれた。だからやめたの。命の恩人なんだよ、君は。ふふ」
「…」
「友達も地元にもいなかったの。私転校ばっかりしてたから。両親は小さい時に離婚してるし、母親に引き取られたんだけどね。その母親も一昨年事故で亡くなっちゃってさ。何で私ばっかりこんな目に合うんだろうって思ってたらさ、ん、ごめん!」
そこまで言ったら橋本さんの目から涙が溢れた。俺も聞きながらもらい泣きしてた。
「ごめんね、なんか。で、君は!?何があったの?」

言えるはずなかった。

その日は結局朝まで飲んで朝方カラオケまでして翌朝の仕事に遅刻した。

橋本さんとはそれからちょくちょく会うようになった。

俺は橋本さんが好きだ。

だけど今日も言えそうにないな。そう思って飲んだ居酒屋。

「ていうかさ、告白してよ!」
「え?」
「もうそれまで私に言わせんの?」
「あ、いや、あの…」
次の瞬間、橋本さんが俺にキスして、周りからなぜか拍手が起こった。

※この小説に関するお問い合わせ、質問、意見などは一切受け付けておりません。
また、女性ってこういうもんが溢れ過ぎててちょっと引いたとかいうリアルな苦情などはお断りします。



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# by youngas | 2013-01-08 23:48 | XX KLUV3
2013年 01月 01日

俺アワード2012 - sogawa-

一年のベストを各部門別に勝手に発表する毎年恒例の俺アワード!!

ちなみに今年曽川が見聞き読みしたものなので、リリースや発表が2012年じゃないものもありますので悪しからず!!

思えば今年は大変濃い1年間だったように思います。海外に1カ月住んで仕事をするという今後の人生に大きな影響を与える出来事に恵まれたり、『ぐるぐる回る2012』や『FACE to FES.』『大気圏内』『IMAZE NIGHT』などの音楽イベントで絵を描かせてもらったり。長年欲しかった革靴や財布も買えたし、仕事でも転勤を機に良い流れを掴めています。愛猫のアルも怪我や病気などなく健康。

ジンを作ったりイベントをオーガナイズしたりは出来なかったので、2013年はマイペースでその辺を実現したいと思いますので何かの際にはお力添え下さいませ。


〈映画部門〉

01位:『サニー 永遠の仲間たち』

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02位:『アタック・ザ・ブロック』
03位:『ソーローなんてくだらない』
04位:『Drive』
05位:『アジョシ』
06位:『アイドル・イズ・デッド』
07位:『孤島の王』
08位:『冬の小鳥』
09位:『かぞくのくに』
10位:『監督失格』


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邦画4作、韓国映画3作、洋画3作。やっぱ韓国映画の面白さに舌を巻いた2012。邦画とはいえ9位の「かぞくのくに」にはヤンイクチュンが主演してるし。ほかにも「チェイサー」や「哀しき獣」まだ観てないけど「高地戦」なんかもあるしで韓国勢おそるべし!!!そして1位も韓国の【SUNNY】なんか理屈抜きに楽しめて、喜怒哀楽の全部のツボを押されたわ~って未だに思える作品。ほんと「少年ジャンプ」みたいだし「高校サッカー敗戦後のロッカールーム」みたいな名画。みんなで観て元気になろう!!!

2位の【アタック・ザ・ブロック】はB級映画ながら、なんかオシャレで気にかかる作品。低予算らしく非CGなクリーチャー表現も自分的にはグッド。ただもう少し毛の質感に気を遣えなかったか?と思う。キューティクル0過ぎてギシギシの極みが終始気になりました。もはや10代の男の子がBMXを立ち漕ぎした段階で加点がハンパない俺なので、このチャートもあてにならないです。
【ソーロー~】主人公の新人バイトを指導する際のイキり方に爆笑!【Drive】のライアンゴズリングはスベらないカッコよさ!!食後の爪楊枝はいまだに真似してます!【アジョシ】【冬の小鳥】のキム・セロンちゃんなんてもはや大女優。自らを土葬しようとするあの静かなシーンは忘れられません(冬の小鳥)。どちらもキムセロン出演じゃなかったらチャート入りが怪しいほどの存在感。
BiSちゃんの6位【アイドル・イズ・デッド】もしっかり1時間楽しめた。3人が映画にチャレンジしている段階で親心加点だし、アルバムに付けてくれてホント良かった。7位【孤島の王】はチャートインするような映画じゃないかもしれないけど本当に良い作品だと思う。負け戦と分かっている絶望感や若さゆえの暴発、その後の虚無感などなど映画を見慣れている人に是非見てほしい。9位【かぞくのくに】安藤さくら&ヤンイクチュンという考えられないキャスティングに悶絶しました。人として現代に産まれても、従わなければいけない大きな政治の力。これに絶望すらできず生きていく事しか選択肢が無い苦痛が痛いほどキチンと、かつ無表情に描かれている気がします。10位【監督失格】衝撃のあのシーンを映画としてパッケージしたインパクト。
たぶん130作品ぐらい観たと思います。2013も沢山観たいっす。




〈音楽部門〉


01位: Cloud Nothings / Attack On Memory

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02位: Literature / Arab Spring
03位: Kendrick Lamar / good kid, m.A.A.d city
04位: younGSounds / more than TV
05位: 透明雑誌 / 僕たちのソウルミュージック
06位: 田我流 / B級映画のように2
07位: OMSB / Mr. "All Bad" Jordan
08位: BiS / IDOL is DEAD
09位: GAPPER & 5LACK / 我破


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殿堂 : 5LACK / 情

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前のも、その前のアルバムも大大大好きなアメリカはオハイオ州のバンド【Cloud Nothings】の新作が2012年ぶっちぎりの第1位!!!!凄いおじさんスティーブ・アルビニ(詳しくはググッてね)を迎えて作られた今作は、前作までのおちゃらけファストなロウファイサウンドからガラッと一新、まるでフガジ+ピクシーズとでも言わせるかのようなゴリゴリ硬派かつ美メロでエモい最高の鎧を装備しちゃいました。本当に奇跡的なアルバム。一生聴くし、死ぬまで手放さない1枚。
2位もアメリカから【Literature】完全に無名だし、プロモーションもたぶん皆無。なのにここまで素晴らしいギタポ、パワポのアルバムはSpearmintのA Week Awayぐらいじゃないか?って唸るほどの出来。本当に捨て曲皆無で、コスパも最高レベルの一皿。いまとなってはこの界隈に欠かすことのできないペインズ(The Pains Of Being Pure At Heart)のメンバーが絶賛してるそうですが、そんな彼らの良作を軽く(いや本当に)凌ぐクオリティー。バズコックスやレジロスなんかが好きな人のハートも打ち抜くはず!!!
3位【Kendrick Lamar 】と7位【OMSB 】は自分の中におけるヒップホップのインパクトを更新した強烈な2枚。ケンドリックは1位でも良いかな?と思ってたし、OMSBは白黒ジャケの感じが「俺ら世代のマイジェネレーション」ことアークティックモンキーズの1stを彷彿とさせるとこもあるので、パンク的な捉え方で聴いてました。 4位【younGSounds】は珍しく発売前日にCD屋に駆け込んでパッケージをフラゲした熱い1枚。しかも「ヤングサウンズのテーマ」という曲は『ヤンガスさん!!ヤンガスさん!!』を連呼してるように聴こえる俺得アンセム。ディスクから汗がほとばしるような血走った高熱作品。 5位【透明雑誌】ナンバガ臭がハンパなかったのでずっと敬遠してたけど、軽い気持ちで聴いてみたら一瞬で頭の先までズブズブはまっちゃった優良アルバム。時期はずれなハマりかたをしたので誰とも話が合わない今年でした。ツアーTを絵描きのストマックエイクが手掛けてるのも妬ける~。
6位【田我流】日本語ラップを使った音楽で現在最高到達点は彼じゃないかと思っています。8位9位は毎年好きなんでアレなんでアレです。
そして悩んだ挙句【殿堂】とさせてもらった5LACKの情。フリーDLやミックステープ文化で新しい音楽の楽しみ方を提案してくる彼ら世代、彼ら界隈。部屋で作って部屋から発信、最短距離で作り手と聴き手が金を介さず繋がる、健全ながら日銭商売にはならない形。ここまでニーズがある人がやるって事に大きすぎる意味がある。しかも今はDLできませんので『昔ネット上にはあった名作で、PCに入ってる人は楽しめる』という物。なので伝説の場外ホームラン的な作品と捉えたいと思います。
いま伝える事を自分の武器をもってして最速で提案している。既存の形を壊している紛れもない新世代パンクアプローチ。




〈マンガ部門〉


01位: たのしい人生 / 本秀康
02位: シティライツ 3巻 / 大橋裕之
03位: 淀川ハートブレイカーズ / 須田信太郎+キングジョー
04位: 部屋へ! / タナカカツキ
05位: 夏の手 / 大橋裕之
06位: 僕らのフンカ祭 / 真造圭伍
07位: まんが道(決定版) / 藤子不二雄A
08位: Ebony and Irony / 長崎訓子
09位: にこたま 4巻/ 渡辺ペコ


殿堂 : オレの宇宙はまだまだ遠い、すーちゃんの恋 / 益田ミリ


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チャート以前に【バクマン】と【PUNK】が終わった事と古谷実の【サルチネス】が始まった事。これは結構大きいなぁと思います。あと【式の前日】【IPPO】もかなり楽しめました。2013年はこういう線の細い作品を読みたくなりそうです。
チャートですがyoungas的には【シティライツ】を1位にしたかった。だって二人揃って2年連続で1位になるものなんて今後もないだろうから。でも、この神の領域に達してるシティライツを鼻差で差したのが【たのしい人生】でした。かわいい絵とタイトル、ポップすぎる色使いともはや巨匠と呼ばせて頂きたい大原大次郎さんによる装丁&タイポグラフィ、なのに内容はクソ下品でグロい、でもたまにハートフルというまさに白昼夢といいましょうか紙世界のメンヘラといいましょうか。とにかく毒キノコを食べて中毒になったような1冊。触るな危険!!! 
3位【淀川ハートブレイカーズ 】4位【部屋へ!】は本当に本として愛着が湧きまくった。篠田さんも書いてましたが手触りも色も表紙も内容も、どこをとっても最上のマンガ。一生本棚の一等地に鎮座させるであろう本たちです。5位はシティライツも描いてる大橋裕之さんの新作【夏の手】。弱虫たちのスタンドバイミー・SF編とでも言いたくなる感動長編ドラマ。6位【僕らのフンカ祭】高校時代の友達に電話したくなった。7位【まんが道(決定版)】youngasのバイブル決定版が決定版で再発。読まなくても買わなきゃいけない作品。絵描きさんとして大ファンな長崎訓子さんの【Ebony and Irony 】を8位に。描きまっくったからこそ到達する痺れる線をひく方です。9位も殿堂みたいなもんで渡辺ペコ作品。渡辺ペコと益田ミリは白紙の本でもチャートインさせちゃいますからね。もう意味ないっすw



〈その他〉

まずなんといっても【しずくちゃん】が可愛すぎて死にました。グリーンダカラのCM以外にもYOUTUBEで何度も何度も動画を観漁った。いやぁ奇跡ですよね、あの天使。あとドラマ版【ボーイズ・オン・ザ・ラン】がとっても面白かったのと、金曜日23時に放送している【テラスハウス】というクソくだらない番組がクソ面白いです。

2013年もyoungasを宜しくどうぞ!!



youngas sogawa
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# by youngas | 2013-01-01 13:52 | 俺アワード
2012年 12月 31日

俺アワード2012

一年のベストを各部門別に勝手に発表する俺アワード!!

ちなみに今年篠田が見聞き読みしたものなのでリリースや発表が2012年じゃないものもアヌス!

〈映画部門〉
1位:『ニュータウンの青春』
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2位:『サニー 永遠の仲間たち』
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3位:『スーパー!』
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4位:『こっぴどい猫』
5位:『ソーローなんてくだらない』
6位:『サウダーヂ』
7位:『先生を流産させる会』
8位:『ベルフラワー』
9位:『アウトレイジ ビヨンド』
10位:『恋に至る病』


まずは映画部門!今年はいい邦画との出会いがハンパなくあって初めてベスト10にしましたけどその内、7作品邦画!!1位は山下敦弘イズム・ミーツ・ミーンストリートなしょっぱい青春映画のある意味新しい金字塔とも言える『ニュータウンの青春』。なんてことない映画だけどそれがすごくいいのと、自分の地元から近い浦安が舞台というのがここまで刺さった主な理由かもしれません。2位の『サニー』も素晴らしい青春映画。人生でこんな映画に何本も出会えないだろうなあと思うぐらいビンビン泣けました。韓国が舞台で設定も80年代なので入り込めない所もあるし、臭い設定やありえないシチュエーションとかも結構あるんだけどそれを抜きにしても間違いなく名作だと思います。未見の方は正月休みを利用してぜひ。新年一発目に見るには最高だと思います。3位は『スーパー!』。youngasの大好物エレン・ペイジのコスプレもいいし、ダークサイドKICK ASSなストーリーもドンピシャ。ラストも賛否あるでしょうけど大好きでした。近々ブルーレイで永久保存の予定です。4位以降は悩みましたね〜。今泉監督の集大成『こっぴどい猫』も本当に笑ったし、『ソーロー〜』はyoungasファンなら絶対見て欲しいぐらい面白かったし、『サウダーヂ』は年始に爆音で見て吹っ飛ばされた衝撃作だったし、伝説のyoungasツイッター討論事件勃発(笑)の『先生を流産〜』はやっぱり傑作だと思うし、ここまで情けない男もそういない『ベルフラワー』も殿堂入りクラスだったし、『アウトレイジビヨンド』は北野映画は死んだだの色々言われてたけど男なら血が騒ぐ最高のラストだったし、『恋に至る病』はツブラの可愛さのせいで数週間病に至る恋を我妻三輪子ちゃんにしちゃったし。
というわけでどれも名作・傑作ぞろいでした!次点では『Drive』、やっと完結した『踊るFINAL』、『モールス』、『森崎書店の日々』、『人生はビギナーズ』など。

〈音楽部門〉
1位:younGSounds『more than TV』
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2位:BiS『IDOL is DEAD』
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3位:私立恵比寿中学『エビ中の絶盤ベスト〜終わらない青春〜』

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4位フラワーカンパニーズ『ハッピーエンド』
5位:きゃりーぱみゅぱみゅ『ぱみゅぱみゅレボリューション』

音楽部門はやはりyounGSoundsに!!すげー良く聴いてました!やっぱりやけのはらが好き!BiSとエビ中は言わずもがな(笑)フラカンも相変わらずいいし、ぱみゅぱみゅは中田ヤスタカワークスが光ってましたね!しかし正直に言いますとここにあげた5枚と星野源とももクロのシングルを聴いていたぐらいであんまりアワードには向いていない一年だったかもしれません。サイプレス上野とロベルト吉野とか真心はアルバムと12月に出た奥田民生との地球三兄弟も聴いてますけど、どちらも出たら買うという感じなので新たな発掘という意味では全然でしたかね〜。あ!でもceroとかうみのてやシャムキャッツ、stillichimiyaBIG BENのソロとかはすごく良かった!洋楽だとDEATH GRIPSも良かったし、BOYS NOIZEもやっぱり聴いちゃう。THE DODOZって子たちも良かった。ですが、来年はもっとちゃんと聴こうっと。


〈書籍部門〉
1位:園子温『非道に生きる』
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2位:Chim↑Pom『芸術実行犯』/『SUPER RAT』
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3位:水道橋博士『藝人春秋』
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4位:成海璃子写真集『RICO DAYS』
5位:せきしろ『学校の音を聞くと懐かしくて死にたくなる』

-漫画-
1位:大橋裕之『シティライツ』
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2位:原作:森本ヨシアキ/作画:須田信太郎『淀川ハートブレイカーズ』
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3位:真造圭伍『台風の日』
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4位:大橋裕之『夏の手』
5位:タナカカツキ『部屋へ!』

本はとにかくいっぱい読みました!園子温監督の「非道に生きる」とチンポムの「芸術実行犯」は面白かった!どちらからも人生とは攻めてナンボというのを学んだ気がします。後半の最大の出会いだった博士の「藝人春秋」は若手芸人にはバイブルとなりうると感じたし、何か表現というものに少しでも携わっている人ならヒントがいっぱい落ちてる本なのでお薦めして生きていこうと思います。成海璃子ちゃんの写真集はサイン入りをゲットしてから毎日拝んで出勤しています(嘘)川島小鳥撮影ってのもグッときた理由ですけど水着の何枚かが神憑って可愛くて吐きそうでした。せきしろさんはまあ毎度言うことなしですけど、今回のこれはヤバかった!短編集ですが特に「べっぴんさん」は数年ぶりに電車で声を出して笑ってしまった面白さでした。次点では「ピエール瀧の23区23時」、鈴木裕之「ナンセンス図画帖」、佐山彩香写真集「佐山彩香と一泊二日」など。
漫画部門は神の域に達した大橋裕之先生の「シティライツ」と「夏の手」、表紙から装丁から紙の手触りから内容から何もかも好みだった死んだら棺桶に入れて欲しい一冊「淀川〜」、唸る面白さの短編集「台風の日」、カツキ先生の水草への偏愛ぶりが度肝を抜く「部屋へ!」などスッと決まるベスト5でした。次点ではお友達女子からのススメで読んだら「何だこりゃ!でもヤベー」だったふみふみこ「女の穴」、古谷実の新連載「サルチネス」、裏切らない朝倉世界一「春山町サーバンツ」など。

〈女子部門〉
1位:能年玲奈
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2位:二階堂ふみ
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3位:成海璃子
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4位:玉井詩織(ももいろクローバーZ)
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5位:ミチバヤシリオ(BiS)
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6位:我妻三輪子
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7位:廣田あいか(私立恵比寿中学)
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8位:佐山彩香
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9位:島崎遥香(AKB48)
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10位:佐津川愛美
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女子に関しては能年ちゃんがいろんなものをひっくり返して来やがった(笑)って感じなのであんまり語ることもなし!全員写真載せたのでそれ見てください。みんなかわいいでしょ?


というわけで今年は異動になったりだの、ここでは書けないことが色々ありましたけども、いい一年でした!DJも後半リベンジが出来たし、WEBでコラム書かせてもらったりして新しい友達もいっぱい出来ました。youngasのほうでも何か必ずやりますんで気長にお待ちを(笑)

では良いお年を〜〜!!!!

youngas shinoda
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# by youngas | 2012-12-31 15:34 | 俺アワード
2012年 12月 11日

大気圏内 第六層

友人のイベント関連であれこれ描かせてもらった。


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楽しく描けた~。





youngas sogawa
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# by youngas | 2012-12-11 23:48 | Drawing
2012年 08月 28日

5年目のyoungasを考える

youngas(ヤンガス)。

元々は俺個人のTシャツブランド名として考えた名前だったんだけど、スペルが決まってなくて曽川くんに決めてもらったりして、その宣伝用にとZINEを作ることになり曽川くんに協力を依頼、いやむしろこういうの作るほうが楽しいじゃん、じゃあブランド名じゃなくてうちらのユニット名でいいか、それじゃホームページを、ブログを…と、仕事帰りのアキバのベローチェで話し合って話し合って、ほぼ初期衝動だけで始まっておじさん達に何ができるのか模索しながら這うようにして歩いて来ました。

とは言っても、5年目のくせに、「youngazine(ヤンガジン)」という発端となったZINEはまだvol.1以降出していないし、曽川くんが主導で制作した別冊が数冊、あとは活動といえばblog内の妄想デート&恋愛小説「XX KLUV(チョメチョメクラブ)」や映画批評「やんがすちゃんのYMO」なんかの更新、友達のイベントにyoungasとしてDJで参加、知り合いのフリーペーパーなんかに曽川くんがyoungasとしてイラストを数枚寄稿ぐらいのもの。

最大の露出は今や渋谷パルコ内にて営業中の「ONLY FREE PAPER」さんに「置かせてください」と頼まれ一等地に置かせてもらって、その後ブログで長々と紹介して頂いたことと、「youngazine」の的確な評論を著名なライターで編集者で翻訳家である野中モモさんにブログ内でしてもらったこと、それからロマーンズのラストライブ二発を物販担当の軽スタッフとして関わったことでしょうか。

そんなワケで「まだやってんの?」「やってます、一応」の数年で、状況もやりたいことも変わったり、無くなったりなので、何のためにと言われたら、「そらー続けることが目的です」とダッシュで本題から逃げるしかないわけなのです。

でもやっぱりyoungasが好きとか面白いとか言ってくれる奇特な人も周りにいるはいるし、これでやめちゃうのはまだつまんないよね?と思ってるから、やめはしないけど、じゃあ一体何をするべきなのかを5年目の節目にじっくりと考えてみたのです。

そしたら!

なんと!

ない!!!!!!!!!ww




なかったんですよね、何にも。

僕らに何かできることもするべきことも何もなかった。

でもね、だからこそ、何かあるんじゃないかと思ってるんです。

それこそ、震災があってから、日本は何だか元気がなくなってしまったとか、そういうのを僕らyoungasが‼っていうのもなんかしっくりこないし、もちろんそういうことに無関心ではいられないけど、求められてるモノではないから、シリアスに走り過ぎるのはどうしても違うと思うんです。

それで我々の状況みたいなものを俯瞰で鑑みるにこの混沌そのものをメッセージにするしかないみたいなところに今いる気がしています。

つまりは何にも伝えなきゃいけないことはないけれど、この自分たちの混沌とした状況をそのまんま見せることが今のyoungasなのかなという気がするので、深読みせずにこれからの僕らを面白がって欲しいなぁと思います。

二人とも家庭を持ってマイホームパパになったら、たぶんyoungasの本質というか面白さはなくなると思うので解散てことになる気がします。

だから、今5年目で、二人とも家庭を持つこともなく、まだ悶々としているこの感じを楽しんでくれたら幸いです。

言いたかないけど、曽川くんと話していると、いつまでも楽しいし、いつまでもワクワクするんです。

だからまだ終われないなーと思います。

パレードはまだ終わらない。

いや、そうじゃなくて、まだ終われないんです。

だから面白そうと思う人はどうぞyoungasのパレードに参加してください。

で、「あー自分よりダメな大人もいるんだな」でも「自分と同じ感じの人達がいて何だか救われた」でも「いやー別になんとも思いません」でも何でもいいから、僕らにそれをぶつけて欲しい。

Chim↑Pomがやろうとしてることを僕らyoungasは方法がどうあれカッコいいことだと思っています。

自分は何もやらないのに文句ばっかりな人より、どう思われようとも自分の主義主張を行動で示す。それもセンスのいいやり方、ネーミングで。

それはバッチリ僕らがやりたいことでした。

だけど、今、youngasでChim↑Pomをやるのは違うから、僕らなりの面白いことをいくつか投げてみようと思います。

その第一弾が9/16(日)に埼玉スタジアムで行なわれる「ぐるぐる回る2012」のアートマーケットへの参加です。

来れる方はぜひ。でもわざわざ来たのにしょうもなっ!という意見には僕ら二人とも聞かないふりを決め込みますのでご容赦くださいw


youngasがまだ何かやろうとしてるから俺も、私も何かやってみようかなと思う人が一人でもいたら、僕らの存在は無駄ではなかったと安心してあの娘にプロポーズできます。(念のため言っとくと、youngasが独身なのはモテナイズだからではありません。めっちゃくちゃ二人ともモテるんです。でも理想が高いんです。いやマジで)


どうか、こっからのyoungas、5年の節目にやらかしますから見ててください。

最後に全てのヤンガスへ。


「ボーッとしてたら景色と間違えられちまったけど、景色だって重要なんだってことを思いしらせてやろうぜ‼」


youngas shinoda


これ↓youngasのNEW LOGO。ステッカー欲しい人は「ぐるぐる回る」に来てください。

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# by youngas | 2012-08-28 23:55
2012年 08月 13日

XX KLUV3

第16回〈BiS 其の三〉

そうして彼女達はアイドルになった。

BiSという名前で活動している。

その後の活躍はご存知の通りだ。

信じられないかもしれないが、これはノンフィクションだ。

そして、それから二年後ー。



「BiSのチケット取れた⁇」
「東京ドーム⁈取れるわけね~じゃん‼一分で即完だってよ」
「だよな~」

日比谷線の車内の男子高校生の会話。
俺はニヤつきながら、その横をすり抜けてホームに降り立つ。

ホームにはBiSの看板。
ニューアルバムの広告。


今や、アイドルと言えばBiSだと言われるまでになった。

階段を駆け上がると寺島さんが手を振っている。

「お疲れ様~」
「お疲れ様~じゃないよ‼車ん中にいなきゃダメでしょ?君はトップアイドルなんだから‼」
「トップアイドルと言えども大事なマネージャーの出迎えぐらいはいたしますよ!」

会社を辞めた俺はいつのまにかマネージャーになっていた。


車に乗り込む。

みんないる。
プーは寝てる。
「お兄ちゃんおはよう‼」
ユリカは満面の笑顔だ。

のぞしゃんは化粧をしている。
ミッチェルはガムを噛みながら携帯ゲームに夢中だ。

青山のスタジオ。

今日はドーム公演のリハーサルだ。

淳之介こと渡辺さんがいる。

「お疲れ~。時間ないからすぐ打ち合わせしちゃおっか」
「わかりました~」

5人を座らせる。

打ち合わせが終わり、昼飯のあと、軽いダンスレッスン。

それが終わったらプーとミッチェルはラジオ、他の三人は雑誌の取材が入っている。

「お疲れ様です。じゃあ、プーちゃん、ミッチェル行こっか」

同期のマネージャーさゆりちゃんだ。

さゆりちゃんは元アイドル志望で、今はBiSに自分の思いを重ねているらしい。

「あ、あとでメールしますから」
「わかった」

寺島さんには言えないが、さゆりちゃんと俺はちょっと前から付き合い始めていた。

しかしそこは分刻みのトップアイドルのマネージャー同士。ろくにデートも出来ないのだが、それでもさゆりちゃんは隙を見て会いに来てくれたり、時間が空けば家にやってきてくれた。

でも何か俺もこれが恋心なのか判断出来なくて、キスもエッチもしない日々が続いた。

その日の夜もリハ終わりで、数時間あるからって、六本木で待ち合わせをした。

「うふふ」
「うふふって…何かさゆりちゃん感じ違わない?」
「わかる?」
「お化粧だ‼」
「そう‼わかる?」
「かわいいね」
「え?」
「いや、だから、かわいい…ね」
「もう‼大人メークなんだけど‼」
「かわいいって…褒め言葉だよ?」
「疲れた‼」
「え?」
「もう、疲れたわ」
「それじゃ送ってくよ」
「知らない‼」

その後、さゆりちゃんはずっと不機嫌でさっさと帰ってしまった。

その一週間後。

夜中までテレビのロケが終わり、BiSのメンバーを送り届けると、さゆりちゃんからメールが来た。

「お家行く。ちょっと話あるから」

家でぐったりしていると、呼び鈴が鳴った。

「どうぞ」
さゆりちゃんが無言で入ってくる。

「どしたの?」
「誕生日だったじゃない?先週」
「あ。さゆりちゃんのね。指輪あげたじゃない‼」
「違うの。その後さ、家帰ったら渡辺さんが家の前まで来てて」
「え?」
「おめでとうって薔薇の花束。それに手紙も」
「え?手紙?」
「好きだって」
「あ、そうなんだ」
「あ、そうなんだって!キミはそれでいいの?」
「渡辺さんの気持ちだから、それは。俺がとやかく言うことじゃないし」
「何なの‼上司に彼女が告られてるんだよ?ヤバイとか思わないの?」
「ヤバイ?何が?」
「感想は?それだけ?」
「んー。よかったね」
「よ、よかったねって!それでいいわけ?私、渡辺さんに取られちゃうかもしれないんだよ?」
「さゆりちゃんの気持ちが渡辺さんにあるんなら仕方ないと思う」
「あーもう!私のこと本当に好きなの?」
「うん。好きだよ」
「知らない‼もう‼」

結局二人は自然消滅。

俺はBiSの担当を外れることになった。

マネージャーとして最後の夜。

打ち上げをして泣きじゃくる寺島さんに手を振り一人事務所に戻って明日からの仕事の整理をしていた。

すると廊下で声が聞こえた。

「わ、渡辺さん、困ります」
「さゆりちゃん、もういいだろ?俺の気持ちわかってんだろ?」
「私、好きじゃありませんから!渡辺さんのこと‼」
「ふざけんな!薔薇返せ‼10万もしたんだぞ‼」

俺は無意識に廊下に出ていた。

「あ!お前いたのか!」
驚く渡辺さんをぶん殴って
「さゆり、行くぞ」
と、さゆりちゃんの腕を引っ張り歩き出した。


その後、俺は色々あってさゆりちゃんと結婚した。

BiSのメンバーも式に来てくれた。

ぶん殴った渡辺さんもバツが悪そうだったけど参加してくれた。

プーが二次会でさゆりちゃんのとこへ来てつぶやく。
「さゆりさん。私達の今度出すCDに一曲、歌詞を書いてくれません?」
「え?」
「このダメマネージャーとのことをw」
「私が…?いいの?」

そして

その曲は「nerve」と名付けられ、彼女達の代表曲となった。





nerve

大人っぽいメークで

決めてきたつもりが

かわいいって言われて 軽く不機嫌

抱いてほしい気分で WOW

疲れたわって言ったら

それじゃ送ってくよって WOW

疲れるわ

その少し優しすぎるとこ

なんとかならないのかな

たまにイラっとしそうになる

そんな君が好きだってこと

わざとロマンティックなシチュエーションを作ってあげても

指にも触れない

カッコつけてるつもり?それとも私のこと好きじゃないの?

勇気がないの?

他の男の人に 花束をもらったよ

よかったねと言われて

もう 悲しいわ

この鼓動どうしてくれるの?

急に低い声で呼ばないで

すごく男っぽい時がある

そんな君がやっぱり好きなんだ

わざとロマンティックなシチュエーションを作ってみるけど

寄り添いもしない

カッコつけてるつもり?それとも私のこと好きじゃないの?

勇気がないの?

その少し優しすぎるとこ

なんとかならないのかな

たまにイラっとしそうになる

そんな君が好きだってこと

わざとロマンティックなシチュエーションを作ってあげても

指にも触れない

カッコつけてるつもり?それとも私のこと好きじゃないの?

勇気がないの?

カッコつけてるつもり?それとも私のこと好きじゃないの?

勇気がないの?




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# by youngas | 2012-08-13 19:51 | XX KLUV3
2012年 07月 28日

落書き発表会

I SAY NO!!

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ただ何となく描くだけです。

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こんにちは、ヤンガスと申します。

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原発には基本反対です。

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基本的には反対しています。ズルはよくねぇ。

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音楽が基本好きです。

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youngas sogawa
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# by youngas | 2012-07-28 14:15 | Drawing
2012年 07月 28日

FACE to FES

『FACE to FES』というイベント絡みで描かせてもらいました。

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詳細は詳しく知りませんが、8月に代々木でやるみたいです。







youngas sogawa
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# by youngas | 2012-07-28 13:49 | Drawing
2012年 07月 16日

XX KLUV3

第15回〈BiS 其の二〉

喫茶室パプリカ。

ドレスの女。学ランの女。目の前に俺。

そして横にはなぜかリクルートスーツの女と着物の女。

頭がクラクラしている。

不穏な空気が流れている。

みっちぇると呼ばれてた学ランサングラスの女がガムを噛みながら、俺を舐めるようににらみつけている。

「あのー…」

第一声はなぜか寺島さんだ。

「これは何なんでしょうか?」
「つーか、お前らが何なんだよ‼」
みっちぇるの叫びが店内をピリつかせる。
「OLのお姉さんはいいけど、そっちの秋田しょうちょう?何だ、あんたは⁉」
「こまちだからっ‼」
のぞしゃんが叫んだ。

「ていうか何これ?どうしたの?」
寺島さんが俺に聞いてくる。

「いや…あの、実は…」
俺の言葉を制してプーがつぶやく。

「ぺろぺろちゅっちゅー代」
「ぺろぺろ?」
首をかしげる寺島さん。

「こいつが姐さんにぺろぺろちゅっちゅーしたんだよ‼その金もらいに来たんだ‼」
店内にこだまするみっちぇるの声。

「とにかくほれ二百万。ほれ‼」
プーが手を差し出してくる。

「美人局だ‼これ‼」
寺島さんが叫んだ。

「聞いたことある‼つつもたせ‼」
のぞしゃんも叫んだ。

「てめー何がつつたも…せだよ‼何だよ?つつ…何だって?」
意味がわかってないみっちぇる。
プーが立ち上がる。
「てか、おめーら、うるせーんだよ‼美人局だよ‼何がわりーんだよ‼てめー、早く金出せや‼」
ネクタイをプーに引っ張られ絶体絶命のタイミングで
「ちょっと待った‼」
と声がした。

男の声。

坊主頭の怪しい風貌。

みんなそいつを一斉に見た。

「俺、あのー、淳之介と言います。事務所やってまして芸能の。お姉さんたちアイドルに興味ないですか?」
「アイドル‼」
子犬のようなキラキラした目でのぞしゃんが満面の笑顔だ。

サングラスをズラし、みっちぇるが淳之介に歩み寄る。
「ある‼」
「へ?」
「アイドルに興味あるよ‼」
サングラスを外すとクリクリした可愛い瞳が現れた。

「キミ可愛いじゃん‼今ね、新しいアイドルユニットを探してんの‼」
「てめーなんなんだよ‼」
さすがにプーがキレる。

「美人局なんて良くないよ。キミお金欲しいならアイドルになろう‼」
「どうしようかなぁ…」
頬を赤らめて寺島さんがつぶやく。

「寺島さんやる気なの?」
思わず聞くと「私アイドルとか、そんなの無理〜」と満面の笑顔だ。まんざらでもねーぞ。

のぞしゃんが淳之介に詰め寄る。
「CDデビューできるんですか?」
「ん?まぁね。君達次第だけど」

「金いくらもらえんの?」
プーが口を開いた。

「そうだなぁ。当たれば二百万なんて簡単だよ」
「マジか‼姐さん、乗っかりますか‼」

「二百万かぁ」

プーが指を折って考え出す。

謎の歌を歌いながら振り付けの練習をし出す寺島さんとのぞしゃん。楽しそうだ。

なんだこのカオス。

と、俺のケータイが鳴る。

「もしもし」
「あ!お兄ちゃん!今どこにいるの?」
妹のユリカだ。そういえば今日上京して遊びに行くとか言ってたな。
「今はマズイからかけなおす」
「てか、お兄ちゃん!うしろ!」
リュックを背負ってケータイを耳に当てたユリカが手を振って立っていた。

「お前!な、なんでここに?」
「渋谷来たからちょっと休もうかなって。あれ?お取り込み中…?」
「あ!私寺島です。あなたは?」

寺島さんがもう横にいる。
「あ、妹のユリカです‼」
「ユリカちゃんも可愛いじゃない!見えて来たなぁ」
淳之介が怪しく舌舐めずりした。



30分後ー。

五人が横に並んで座っている。

「これからは五人が一つになって…」

淳之介が偉そうに講釈を垂れている。

「はいっ‼‼」

元気に返事する五人。


これは何だ?

あ、悪夢だ。

また頭がクラクラしてきた。

つづく
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# by youngas | 2012-07-16 23:54 | XX KLUV3
2012年 07月 11日

XX KLUV3

XX KLUV(チョメチョメクラブ)3とはyoungasの試験勉強は音楽を聞いたりテレビ見たりラジオ聞いたりの「ながら族」だったけど、実際の試験の時、たけしとか大槻ケンヂとか電気グルーヴのくだらないトークしか出てこなかったなほうshinodaが憧れのあの娘と全力で妄想恋愛をしてみるキモカワユスなコーナーです。

第14回〈BiS 其の一〉

雨が降りそうな渋谷の駅前。相変わらず平日のこんな早い時間なのに人が多い。

そして俺は今正直参っている。

職場で寺島さんに声をかけられたのは丁度一週間前。

「今夜飲みに行きませんか?」

会社の地下の駐車場の小さな喫煙スペース。

ここは知る人ぞ知る場所で警備員のおっちゃんがたまにタバコ吸ってたりするけど、滅多に人が来ないから俺の聖域だったのだが、経理の寺島さんが突然顔を出して、しかもこの俺を誘ったんだから二重でビックリした。

俺は容姿も頭も普通過ぎるぐらい普通。モテた記憶は幼稚園の時、ゆけちゃんて子が俺がりなちゃんと一緒に手をつないで帰るのを見て泣いてくれた思い出以外なく、バレンタインも第二ボタンも俺の中では漫画か映画の中の空想でしかなかった。

彼女も簿記の専門学校時代に付き合ったヒラノノゾミ以外はいなかった。

ちょっと変わった子で「のんちゃんじゃなくて今日からのぞしゃんで‼」と宣言してきたり、一緒に部屋にいるとやたらとメタルばっかり流してヘドバンしだすしで、あーなんだか大変な子だなと思ってたんだけど、それでも俺は初彼女だしかなり大切にしてたのに、「私アイドルになります。お世話になりました」と突然言って俺の前から去って行ったのだった。彼女が焼いた「ちるぼどべすと☆」と書かれた謎のCDRだけが形見のように部屋に転がっていた。

あれから二年。

何とか仕事にも慣れてきた近頃だが、同僚の曽之川と飲んだ帰りにピンサロ「nerve(ナーヴ)」に行くぐらいしか楽しみはない。

…と、思っていた。

しかし、まさか寺島さんに誘われて、その夜飲みに行き、「二年前からユルキャラにハマってるんですけど、グッズ集め出したら、部屋ん中がミュージアムみたいになっちゃったから見に来ませんか?」の流れで、終電逃してヤっちゃって、それから毎日メールメールメール。しかも「食べちゃいたいッッ(>_<)」とか「そう言えば隣にいた綺麗な人は?」とか自称ストーカーだけあってなんだか重たくもあり。

それでもまぁいいや、可愛らしいからと思ってたのだけど、問題は今だ。

今、俺を参らせているのは昨日のことだ。

曽之川に誘われて行ったクラブ「MY IXXX(マイアイ)」で、へべれけな上に合法の薬を飲まされて、気がついたらラブホのベッドの上。

全裸で寝返りをうち、ベッドから転がり落ちた俺を、タバコをくゆらしてじっと見つめる女がいた。

「よっ!」

気さくな挨拶。で、恐る恐る「よっ!」と返すと、

「よっ!じゃねーし。払えよ、二百万」
「二百…万?」
「トボけんじゃねーつーの。私と夜通しぺろぺろちゅっちゅーしたんだから代金‼」
「へ?」
「へ?じゃねーし!よこせよ!ギブミーユアマニー全部!泣いたりなんかしたくないんだから、私も!」
「ていうか二百万なんてないよ‼」
「はい。出ました。じゃあ、このiPhoneの中の動画がネットで流れていいんだね?」
「いや。何それ?え?」
「まー今ないのはしょうがないから明日、持って来て。朝11時に渋谷な。あたしプー。そいじゃ」
俺がため息をついてると、プーと名乗るその女がまた顔を出して一言。
「逃げれないから。全部アドレスから会社から抑えたから。バイバイプー」

俺は呆然とまた深いため息をついた。


そして今渋谷駅。会社には体調不良と嘘をついた。当然金も用意出来なかったが、日本人の伝統的な土下座で動画のばらまきだけは抑えるべくやってきた。

と、聞き覚えのある声が後ろから聞こえる。

「きりたんぽうめーよー。秋田のきりたんぽうめーよー」

その声に振り返ると、のぞしゃんが着物の上に「秋田小町」と書かれたタスキをつけて、きりたんぽを配っていた。

笑顔で俺の前にやってきて、一瞬固まりのぞしゃんが叫んだ。

「な‼何してんの⁉」

完全に俺のセリフだ。

「待ち合わせだ…けど」
「こんな平日の真っ昼間から待ち合わせって、何やってんの?」
「ていうか、アイドルは?キミアイドルになるんだったんじゃないの?」
「アイドルイズデッド‼アイドルなんて職業は職業欄に無いの‼」

「いた‼」
後ろからまた声がして、振り返る。
ケータイを手ににっこりと寺島さんが立っている。

「やっぱりGPSってすごいね‼」
「お前…何勝手に⁉」
「会社サボって何してんの?ていうかこの子…ダサい。ユルキャラ?」
「誰がユルキャラよ‼私は秋田小町‼」

二人の口論を止めようとしたら、後ろからまた声がする。

「姐さん‼こいつッスか?」

ティアドロップのサングラスになぜか学ラン。ショートカットの女の子だ。

「まぁまぁ、みっちぇる。とりあえず喫茶室に連れてこうか」

プーと名乗っていた女だ。なぜかマリーアントワネットのようなピンクのドレスを纏っている。

寺島さんがボソッともらした。

「コスプレ大会?」

つづく
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# by youngas | 2012-07-11 18:11 | XX KLUV3
2012年 07月 07日

The first half-year

上半期に鑑賞した映画を振り返る。

【1月】

・塔の上のラプンツェル
・愛のむきだし(2回目)
・冷たい熱帯魚(2回目)
・息もできない
・サウダーヂ(2回目)
・メアリー&マックス
・ハングオーバー2
・終わってる
・その街のこども 劇場版
・モールス
・アウトレイジ
・デューデート
・ソーローなんてくだらない(2回観た)
・国道20号線
・127時間
・超・悪人
・わたしを離さないで
・恋の罪
・ヒミズ

【2月】

・ピラニア3D
・絵のない夢
・哀しき獣
・NINIFUNI
・闇の列車 光の旅
・監督失格
・たまもの
・まほろ駅前多田便利軒
・ショーンオブザデッド
・ダージリン急行
・人生はビギナーズ
・チェイサー
・ラビットホラー
・イカとクジラ

【3月】

・STEAMBOY
・東京タワー
・四月物語
・時をかける少女
・タイヨウのうた
・嫌われ松子の一生
・花とアリス
・幸せの黄色いハンカチ

【4月】

・ファイナルデッドブリッジ
・SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
・モンスター上司
・TOKYO
・少女たちの羅針盤
・でんでら
・人の善意を骨の髄まで吸いつくす女
・X-MEN ファーストジョネレーション
・アジョシ
・シークレットサンシャイン

【5月】

・永遠の僕たち
・乱暴と待機
・のん子36才
・悪魔を見た
・ドキュメンタリー・オブ・AKB48
・グエムル
・ソーシャルネットワーク
・ペルシャネコを誰も知らない
・僕らは歩く、ただそれだけ
・ヤングゼネレーション
・サニー
・冬の小鳥 

【6月】

・ザ・リバティーンズ 傷だらけの伝説・乱暴と待機
・ヴァージン 
・ハラがこれなんで
・森崎書店の日々
・ベルフラワー
・ベルヴィル・ランデブー
・普通じゃない


上半期は70作品観ました。

これほんと贔屓目なのかもしれないんだけど・・・『息もできない』『アジョシ』『冬の小鳥』『チェイサー』『サニー』と人生ベスト級ともいえる韓国映画に出会いまくってます。玉突き事故みたくドンドン突いてきた。旧作でグエムルとかシークレットサンシャインも観てるし、『悪魔を見た』『哀しき獣』もそれはそれはインパクト大でした。すごいねーコリアンムービー。




なかでも『ソーローなんてくだらない』と『サニー』はかなり好きでした!!
この2作品が上半期ベストです!!!
ほんと次点で面白い作品たっくさんあるんだけどね!






こうやって『ソーローなんてくだらない』の予告編観てみると、これを上半期ベストにあげてるのかなりヤヴァい人みたいになっちゃいますがw・・・なんつーか観たら相当おもしろいですので是非。なんつーか本当しょうもない男の見栄だったり、器の小ささを隠す吠え方だとか、今の状況をマズいと思いつつもフタをしちゃう弱さだったり甘えだったり。男特有のパッとしない日々を最高に面白く描いていると思います。




ガールズムービーの金字塔、ドリュー・バリモア監督エレン・ペイジ主演の超メガトン級の名画『ローラーガールズダイアリー』やサーフムービーの隠れ名作『ブルークラッシュ』の韓国女子高生版かな~なんて思って出かけたんですが、意外と週刊少年ジャンプ的熱く碧い作品でした!男の子にそのまま置き換えてもいけるんじゃないか?っていう決闘シーンなど、若干の違和感がありつつも最高ハッピーな作品。つべこべ言ったとこで何にもならない『それ以上の映画的楽しさ』があったように感じました。泣くし笑うしハラハラするしムカつくし。喜怒哀楽を振り切る勢いで行ったり来たりして、最終的にニッコリ笑顔でVサインならもう最強でしょう。
ただ懐メロ的洋楽カバーは個人的に最高ヘイトなので勘弁して欲しかったっす。けどそれ含めても大好きー。







youngas sogawa
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# by youngas | 2012-07-07 23:21
2012年 07月 03日

June

6月を振り返る。



【6月に観た映画】

・ザ・リバティーンズ 傷だらけの伝説・乱暴と待機
・ヴァージン 
・ハラがこれなんで
・森崎書店の日々
・ベルフラワー
・ベルヴィル・ランデブー
・普通じゃない

計7本


少なっ!
まぁ誕生日月だったので色々あったり(1回)、サッカーの日本代表戦をみんなでピザハット食いながらワイワイ観たり(2人でしんみり)して忙しかったからこんなもんかな~。しかも『普通じゃない』は夜中テレビでやってたのを(ながら)で観ただけなのに、かさ増し目的でカウントしちゃうセコさ!でも観たもん!いいじゃん!!



映画『ザ・リバティーンズ 傷だらけの伝説』


リバティーンズが見たくて行ったサマーソニックが何年開催のものだったのかは忘れましたが、最前列2列ほどUKロック好き女子がキャーキャー言ってるステージでした。クーラシェイカーのクリスピアン・ミルズを王子と呼びスピリチュアライズドのジェイソン・ピアースを神とあがめる青田買い大好きインディーマニアのクソ女ども(実際はみんな可愛い❤)がモッシュしてるようなそんなもの。でも不思議と彼女たちは兎に角買い付けが早く鼻がきくんですよね~。
そんなステージでしたがまぁーーーーカッコ良かった!!!!!!はちゃめちゃながらとにかく純粋だった気がします。ホワイトストライプスやストロークスが大旋風を起こした後だったので、あとは地味なバンドがチョロチョロでてこのハイプも終了でしょうという空気だったとこにのLibs。今もラフトレから出たシングル「up the bracket」は宝物だし、バルト9のスクリーンに映し出されたレディングフェスの「I Get Along」や「Horror Show」は純度100%キラキラのパンクアンセムでした。(レディングでのリユニオンライヴはユーチューブでがっつり100分観れます!!)






映画『ベルフラワー』

面白い映画、面白いマンガ、面白い人ってなんでしょう?
俺はこのベルフラワーが大好きなんですが、雑誌「映画秘宝」で江頭2:50は0点を付けてます。たしかにエガちゃんが評している事は至極真っ当で、超ヤヴァい切り口で面白く語ってます。それだけでも立ち読みして『そっかぁベルフラワーってつまんないんだー』って思ってくれても全く良いとすら思う。エガちゃん最高!!
ただ自分の評価軸とエガちゃんのそれが違うだけ。自分は頭で考えるストーリーよりも目から入ってくるビジュアルが超大事で。たぶん超面白いマンガでも「進撃の巨人」「グラゼニ」みたいに絵が超苦手だったら読んでられないし、逆に(別に真逆ではないけど)「おしゃれ手帖」や「塗COMIX」なんか話は全く頭に入ってないけど大好き
劇中バイク事故を起こし倒れていく瞬間・倒れて意識が無くなっていく間に遠くで発狂する彼女と浮気相手が映るカットとか再高すぎてヨダレだらだらで大洪水だし、つやのない真っ黒な車に【MEDUSA】とペイントし、自分で作った火炎放射器を後部座席に詰め込み火柱をあげながら『あのクソアマー』って暴走するってだけでもう充分名画じゃないですか?これでエガちゃんがジュンジュワーってならないなんて、あのハゲ!!
先日亡くなったビースティーボーイズのMCAも深くかかわった今作。



だれがなんと言おうがBELLFLOWER大好き!METALHEADとの2本立て、キネカ大森がやってくれる事を信じてます!!!








youngas sogawa
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# by youngas | 2012-07-03 15:02
2012年 06月 12日

やんがすちゃんのYMO(Youngas Movie's Opinion) vol.14

やんがすちゃんのYMOとはYOUNGASが映画について勝手かつダラダラと語り散らかすコーナーです。
(大いにネタバレを含みます。鑑賞後に読まれることをおすすめいたします)

映画「ハラがコレなんで」を観ました。






今日はとっても短いです。
この石井監督、好き嫌いがハッキリめに分かれる監督だと思うんですが俺は割と好き寄りです。
というか『川の底からこんにちは』が好きだし、奥様の満島ひかりちゃんが好きすぎるので悪く言えない的なとこもありつつ。あ、作品の中で『マジしつけー!』とは必ず言いますが。なので一本の中で嫌いな部分が必ずあるとも言えます。
ハラコレも満島ひかりで良かった気もするけど・・・。




この『ハラがコレなんで』理屈抜きで単純な性格の方は楽しめると思います。
あと影響うけやすくて、わりとポジティブな方w なので俺は単純に元気出たw


『焦ったり慌てたり、しみったれた顔しとくのは粋じゃない。大丈夫、風向きが変わったら、その時ドーンと行けばいいんだから。』



















youngas sogawa
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# by youngas | 2012-06-12 23:29 | やんがすちゃんのYMO
2012年 06月 05日

May,

5月を振り返る。

今年に入って自分メモとして毎月振り返っていますが、もう映画だけにしよう。
マンガや本は月数冊、ライヴなんて今年まだ0ですから。


【5月に観た映画】

・永遠の僕たち
・乱暴と待機
・のん子36才
・悪魔を見た
・ドキュメンタリー・オブ・AKB48
・グエムル
・ソーシャルネットワーク
・ペルシャネコを誰も知らない
・僕らは歩く、ただそれだけ
・ヤングゼネレーション
・サニー
・冬の小鳥 

計12本


今月は大変面白い作品をたくさん観れました。
というか振り返ると全部面白かった。全作品見どころ多かったし。

【永遠の僕たち】のミア・ワシコウスカの可愛さは、ショートカットがあまり好みではない自分が観ても超可愛かった。ショートも良いかもーって思ったのはスマイレージ「ショートカット」のMVを見て以来かも。可愛いと言えば韓国映画【サニー】のミン・ヒョリンちゃんヤヴァかった!!!!!!!!!!

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もう釘付けでした。サニーという映画自体最高でした。一部感情移入できないとか大袈裟だって声もあるみたいですが、それはまぁ頷けます。が、それを含めて映画Sunnyの中に入りこみたいって感じ。人目を気にせずゲラゲラ笑ったりグズグズ泣いたり。結局映画も娯楽な部分が多いにあるわけだから、理屈とかを越えたサニーを見ている2時間弱は最っ高の映画体験だと思いました。
最高の映画体験で韓国映画だと【冬の小鳥】も印象深いかも。ウォンビンがイケメンすぎて死ぬとの通報で、110番がパンクしかけたという都市伝説も残る映画『アジョシ』に出演していた少女キム・セロンちゃん。彼女が主演なんだけど、あの影のある演技はなんなんでしょうか。
怪物だと思います。
自分を土葬すべく自らで地面に穴を掘り、そこに身をうずめ自分に土をかけて消えようとするシーン。
施設のみんなと自分が同じ境遇だと思いたくないという表情。
あんなに小さいのに切迫感がビシビシ伝わる演技を見せてくれました。地味ですがとっても良い映画だと思います。


【ぼくたちは歩く、ただそれだけ】には日本の鉄板女優だと思っている安藤サクラが主演。やっぱ間違いなかったです。彼女が出てるだけで僕は満足。チェ・ミンシクが出てるだけで勝負が決まっていたといっても過言じゃない【悪魔を見た】もキャストだけで満足。とにかく最近の韓国映画はただ面白い。

6月も10作品ぐらいは見れると良いなぁ。










youngas sogawa
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# by youngas | 2012-06-05 11:51
2012年 05月 28日

XX KLUV3

第13回〈能年玲奈-後編-〉

少女がポケットからiPodを取り出して耳に差し込み聴き始めた。

男は二本目のタバコを吸い始めた。

ヒゲ面は携帯をいじっている。

液晶画面が半分壊れて見えない。

ヒゲ面は上下に振ってイライラを隠せずにいる。

少女は目を瞑り横になった。

漏れた音が聞こえている。

雨の音が激しさを増している。

ヒゲ面は携帯を机に置くと横になり目を瞑った。

男は灰皿の上でタバコをもみ消すと、立ち上がり電気から垂れたコードを二回引っ張った。

部屋が真っ暗になって、男はそっと横になった。




朝。


少女は眠そうに起き上がりカーテンを開けて外を見た。

雨は上がっていた。

男はもう起きていて、タバコをくゆらしている。

ヒゲ面はまだ寝ている。

少女は居間を出て奥の部屋へ向かう。

少女漫画や小さな赤いランドセルがあり、ぬいぐるみや花が飾られている。

本棚をじっと見つめて、少女は一冊そこから本を抜き出した。

パラパラとめくる。

すると、本の間から写真が一枚はらりと落ちた。

少女はその写真を拾いあげ、じっと眺めた。

学生服を着た中学生らしい少年がピースしている。

少女はそれを元に戻すとそっと本棚にしまった。

少女が居間に戻ると、ヒゲ面がシャクシャクと音をたてながらリンゴをかじっていた。

少女に笑顔でリンゴを差し出す。

少女は笑って首を振り、窓の外を見た。

外で男がタバコを吸いながら木を見上げている。

少女がサンダルで外に出て横に行き木を見上げた。

男が木の下を指差した。

少女がうなづいた。



ヒゲ面がバスタブに重なる四体の遺体を見下ろしている。

男と少女はスコップで木の下を掘っている。


ひんやりとした風が辺りを包み、少女は汗をぬぐうとにっこりと青空を見上げた。

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# by youngas | 2012-05-28 21:10 | XX KLUV3
2012年 05月 22日

やんがすちゃんのYMO(Youngas Movie's Opinion) vol.13

やんがすちゃんのYMOとはYOUNGASが映画について勝手かつダラダラと語り散らかすコーナーです。
(大いにネタバレを含みます。鑑賞後に読まれることをおすすめいたします)

映画「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら夢を見る」を観ました。


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前評判が高くて楽しみにしていたんですが、あれよあれよと公開館が減っていきついにはDVDレンタルがスタートしてしまいこんなタイミングに。国民的アイドルなので上位10人の名前ぐらいは言えますが、それ以上は・・・うぅぅん・・・位のもので、ファンではございません。なんなら公式ライバル乃木坂46の方が(なかでも星野みなみ)好きだし詳しいくらい。
それでもあっちゃんの影が付きまとうオーラには例外なく惹きつけられるし、ガールズバーに居てくれたらずっと見てしまうだろうなぁと思い続けているともちんもカワイイと思います(中国語圏では「虎牙」と書いてともちん。怖えーわ、字づらが。虎の牙ってどう考えても八重歯イジりだろ!そうそう、ともちんの「Dear J」じつは超名曲だよね。)
篠田麻里子の美しさや、こじはるの大人っぽさ、柏木由紀のおっぱいなど、やっぱ今の横綱はAKB48以外ありえないと思ってはいます。

そんな自分が見たのですが、ちょっと皆さんの絶賛ぶりが理解できませんでした。もちろん作品として面白いし、今まで見た事が無い作品ではありました。さすが秋元と言わざるを得ない敏腕はビンビンにふるっております。
ラッパーでありながら映画、アイドルカルチャーに深い造詣を持つ宇多丸さんがおっしゃっていましたが、この映画を柱で分けると『震災』『総選挙&西武ドーム』『チーム4』の3つ。時系列もこの順なんですが、前記したようなスタンスでAKB48を見ている者にとってどうしても右肩下がり、後半になればなるほど興味が無くなっていってしまいました。しかも序盤はうら若き少女たちの涙につられてグッとくるのですが、あまりに泣くシーンが多いため涙を流すこと自体に慣れてしまいました、こちら側が。

とはいえ最初の柱『震災』で自分もボランティアで訪れた事のある岩手県大槌町などで地元の子供たちが目をキラキラさせ、時には泣いて喜んでいる姿は素晴らしかった。いまの彼女たちにしかできない、レディーガガにもメッシにもジョニーデップにもできない事だよなーと思い、その凄さを再確認したとても素晴らしいシーンでした。あの子供たち・若年層のこれから地元を支えていく方々が一生忘れない何かを作れるって横綱にしかできないもんなぁ。

つぎの柱『西武ドーム』なんですが、要は気温の高さや殺人的過密スケジュール、期待や不安からくる情緒不安定具合のなかでギリギリ支えながらの過酷なステージングって事なんだと思います。もっとも国民的トップアイドルなので上位数名は人権も糞もないヒドい日常を今はおくっており満身創痍なのかもしれません。そこは理解できますが、どう考えても『ももクロ』のZeppにおける1日3公演60数曲やった方がキツイだろーと思っちゃって。あんなもんアスリートじゃないですか?Perfumeにしてもあんなに高いヒールで踊り続けている。なんてのが不躾ながらチラついちゃう。あっちゃんが過呼吸になったりするのは仕方が御座いませんが、そこがチラつくと作り手がお涙頂戴の過剰演出にしているように見えちゃう。厳しいのかなぁ? 冷静に考えて数日連続かもしれませんが、そこはキッチリやれないと逆にいけないような気さえするのですが・・・どうでしょう?サッカー選手が後半へばったら評価はさがるように。そこはアイドルというステージ上だと逆に頑張って偉いって評価してもらえるもんなんだって意見も聞きましたが...うぅぅぅん

『チーム4』は基本「知らん知らん!!!w」って感じでしたw
男の子の問題が浮上して謹慎してた子の話に切り込んではいたけど、ここまで戦略的で革新的な大人たちがガッチリ囲んでるとそのスキャンダルすらも作ら・・・なんて邪推すら・・・。

こんな感じでしたが、たかみなさんには惚れました。兄貴って呼びたい!!!
まゆゆのブレなさにも惚れました!!!妹にして自転車のタイヤに空気入れてあげたい!!!
麻里子さまのじゃんけんにも惚れました!!!ピースサインのピアスしてるくせに決勝のフィニッシュブローがグーなんてズルいじゃないかと叫びたい!!!
香港のAKBショップにも惚れました!!!じつはサンスイポーっていう薄汚い街にあるくせに!!!

むかし週刊マガジンにMMRっていう宇宙人とか怪奇現象とか超能力とかを題材に扱うクソ面白いマンガがあったんです。そこに20xx年、日本に救世主が現れる!!見たいなことがよく書かれていたんです。
たとえば赤と白のコード、どっちかを切ったら繁栄、間違えば爆発ってシュチュエーションがあって救世主登場ジャジャーーーンって時にあっちゃんが鎧着て剣持って立ってたら、おれ実は文句一切ないですw




恒例の点数ですが、ごめんなさい!AKB48点!うそ!69点!




















youngas sogawa
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# by youngas | 2012-05-22 02:21 | やんがすちゃんのYMO
2012年 05月 21日

XX KLUV3

第12回〈能年玲奈-前編-〉

地方のロードサイドのパチンコ屋の駐車場。

早朝だから車は一台も止まっていない。

少女が縁石に座っていて、遠くをぼんやりと眺めている。

薄汚れた白い車がゆっくりとやって来て彼女の前で止まった。

車の窓からパーカのフードを被った気の弱そうな男が顔を出した。

少女が振り向く。

男の顔を見て少女はニッコリと笑った。


助手席に乗った少女に話しかけることもなく、男は黙って車を走らせている。

少女もまたぼんやりと外を眺めている。

曇り空。

車はひたすらに長くて広い田舎道を進んで行く。



30分後。

ファミレス。

男がタバコを吸っている。

少女はメロンソーダをズズッと音を立てて吸っている。

会話はない。

男がポケットに手を入れて、まさぐった後、テーブルの上で手を広げた。

541円。

1円玉が1枚だけテーブルにぶちまけられた勢いでクルクルと回っている。

少女の方まで一円玉が転がって行き、メロンソーダまみれのストローでその一円玉をフーッと吹いた。

緑色の少し付いた一円玉が力なくテーブルのはしっこで倒れた。


15分後。

車は山道を走っている。

少女は椅子を倒して腕を組んで寝ている。

男はタバコを吸いながら空を気にしている。

ポツポツとフロントガラスに雨が当たり、男はため息と煙を吐き出した。

薄暗くなってきた。

雨の降る中、山道をひたすら登っていく。

車のライトが山奥の森の中に不気味に佇む一軒家を照らし出した。

車がその前で停まる。

雨粒が森の木々や車に当たって静かに騒がしい。

少女は目を覚ますとうーっとうなりながら伸びをしてあくびをした。

男が先に降りる。

鍵を差し込み扉を開ける。電気をつけるとぼんやりと長い廊下が浮かび上がった。

男は靴を脱ぎ、手前の左側にある居間に入って行く。

電気をつける。

男はその場に座り込んでタバコを取り出すと火をつけた。

煙を吐き出す。

少女もその部屋にやって来て男の隣に座る。

雨の音だけが聞こえる。

少女の視線の先には家族の写真。

にっこりと笑う男女の前で帽子を被った兄と思われる少年と恥ずかしそうに下を向く妹と思われる小さな幼女が写っている。

ふーーっ。

男の吐き出した煙がゆらゆらと部屋を登って行く。

ピンポーーン。

呼び鈴が鳴る。

二人そろって振り返る。

少女は立ち上がり玄関へ向かう。

扉を開ける。

背の高いヒゲ面の男が立っている。

ヒゲ面はにっこりと少女に笑いかけた。雨でびっしょりTシャツが濡れている。

少女も笑い返して男を無言で迎え入れた。

ヒゲ面はびっしょりの靴とびっしょりの靴下を玄関で脱ぎ捨てて家に上がり込んだ。

部屋でタバコを吸う男と目が合った。

二人は何も言わず軽く手を上げ挨拶をした。

ヒゲ面が腰かけた。

少女もまた隣に座った。

雨の音だけが聞こえる。


つづく
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# by youngas | 2012-05-21 20:56 | XX KLUV3
2012年 05月 09日

April

4月を振り返る。

【映画】

・ファイナルデッドブリッジ
・SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
・モンスター上司
・TOKYO
・少女たちの羅針盤
・でんでら
・人の善意を骨の髄まで吸いつくす女
・X-MEN ファーストジョネレーション
・アジョシ
・シークレットサンシャイン

計10本

香港から帰って映画見たい熱がムンムンしていた割には普通な数。

今月の王冠作品は『アジョシ』です!
ウォン・ビンがまーこれ説明がつかないほどカッコいい!!!特にボサボサヘアーの前半。
髪の間から見える柴犬みたいなクリクリの目が最高。

SR3はかなり大きな期待をしていましたが・・・見所は沢山あるんだけど、ホントどうしようもないほど感情移入できませんでした。『いやいやいやいや・・・』と突っ込み所が多すぎました。でもホント征夷大将軍は最高!

【マンガ】

・バクマン 18巻
・ジョジョリオン 2巻
・闇金ウシジマくん 23巻
・バンビーノ 10巻








youngas sogawa
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# by youngas | 2012-05-09 00:25