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2014年 01月 27日

銀杏BOYZが新譜出したから記念に何か言っときたい。

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【はじめに】

銀杏BOYZというバンドがCDを出した。このCDを聴く日の為にYouTubeに上がる新しいMVなどは見ないように我慢してきた。インタビューなども見ないようにしてきた。そして発売から数日後の休日に川崎のタワーレコードでCDを買って一気に何度か聴いて、思った事をiPhoneに書いた。間違った捉え方や解釈の仕方ばっかりかもしれない。答えはとっくに雑誌なんかに書いてあるかもしれない。正誤は問わず書きたい事を書いてみようと思った。



【1】

自分の事は「にわか」銀杏ファンだと思っている。だって激烈に銀杏BOYZを、峯田和伸という男を愛するファンが星の数ほどいる。各メンバーを神格化する者も珍しくないし、ライブ中に感極まりステージに向かって泣いちゃってる人もよく見かける。知っている限りではスピッツやミスチル、くるりやブランキー、スーパーカーやナンバガなんかも永く深くハートを掴まれている(信者)が多くいると思うけど、なんだか銀杏ファンはまたちょっと違う気がする。(どっちが偉いとかそういう話ではなく、僕から見た銀杏BOYZファンは少し異質でやりすぎで痛いと思っている。)銀杏ファンはその全てを本人たちのアイデンティティそのものにしてしまっている気がする。アイデンティティとは「ID」という単語に略されるように、自分を照合するものという意味と取れる。あなたが銀行ATMの暗証番号を持っているように、銀杏ファンには銀杏BOYZがある様に思う。
つまり「自分とは何なんだ?」と自問自答した時のIDナンバーが銀杏BOYZの表現全てで合点がいくのである。鍵と鍵穴の関係とも言えるかもしれない。
僕はそこまでフルスロットルではない自覚がある。ライブも5回ぐらいしか行った事ないし峯田が出てる映画で観てないものもある。そのライヴ全てが相方SHINODAにチケットを手配してもらったという他力本願っぷり。従って「にわか」なんです。相方SHINODAもそうだけど、古株ファンの先輩を差し置いてファンと名乗るのはあまりに恐れ多い。そもそもゴイステも青春パンクシーンも嫌いだった。スタイリッシュな大人を目指していた当時の僕は、童貞とは恋とかションベン臭くて面倒臭かった。ファーストアルバム二枚同時発売の時もリアルタイムでファンではなかった。

そんな「にわか」でも今回はリアルタイムで新作発売に立ち会えた。聴いたらやっぱり無性に目頭が熱くなったし、理由もなく地団駄を踏みたくなった。喜怒哀楽のダムが決壊するような感覚もあった。ミッションをクリアーするためのツールとしての「ノイズ」や「打ちこみ」をチョイスした銀杏BOYZを僕は今まで以上に好きになった。
だから書く。ファン歴や熱量に関係なく書く。



【2】

聴いた。カメラのフラッシュを顔に浴びせられた時、太陽光を直視してしまった時、目の前が真っ白になる。次に視界の中心から少しずつ少しずつ、ジワリジワリと見える円が大きくなっていく。その白いボンヤリの中心に最初に見えるものが銀杏BOYZのメロディーだと思った。
冒頭の17才というカヴァー曲は「誰もいない海、二人の愛を確かめたくて」という歌詞から始まる。この曲はもしかしたらアカペラでも良いのかもしれない。僕の古いiPodがいよいよ壊れたか?って思わせるようなカジガジのノイズでコーティングする必要はないのかもしれない。でもどうだろう?誰もいない海は無音なんだろうか?静寂とは無音だけを意味するものでは無いと思う。二人の愛の熱量が高ければ高いほど、海は荒れ狂っていてほしい。このノイズに芸術性を感じるし、なによりも誠意を感じて仕方が無い。さらに続けると「光の中へ溶け込んでみたの」となる。締めは「私は今、生きている」である。そう、二人の愛は実感として海と空の下で溶け合っている。生を、もしかしたら精を実感している至極ロマンティックな原曲の本質を、より人間くさく誠実に表現してみせたように感じる。
フジロックで観たマイブラッディヴァレンタインも、稀代のキラーチューン『You Made Me Realise』で例のノイズをグワングワンと反復させながら苗場の夜をトランス状態に誘(いざな)った。なにも違いやしない。間違いなくオーディエンスは新潟の夜とノイズを介して溶け合った。
少し脱線すると、産まれたばかりの僕の息子は耳元でスーパーの買い物袋をシャカシャカやると驚くほどの確率で泣き止む。いわゆるホワイトノイズというやつで、少し前まで羊水の中にいた彼はそのノイズに安心するそうだ。やや強引に話を繋げてみたい、新米パパとして。

破天荒を装うため、奇を衒った表現のためのノイズだと感じる人がいても良いと思う。ただ僕にはいつでも愛やロックの素晴らしさを伝える彼ら銀杏BOYZの優しさにしか聴こえない。この「優しさ」や「中学生や高校生をロックで感動させたい」というミッションから少しもブレないところに痺れる。馬鹿やってチャラく感じる人がいるかもしれないけど、よーく観察すると銀杏BOYZが産まれた時から言っている事、やっている事は驚くほど一貫している。

続く2曲目は銀杏BOYZのフィルターを通したチルウェーヴ・グロウファイな表現で、何とも言えない甘美なムードをまとっている。ここでも「沈むよベッド つなぐよ手 紡ぐ夢 幽霊みたいになって」と歌う。YOU AND MEでベッドに溶け、つないだ手も一つになり、幽霊みたいな半透明な二人が同化した夢を見るようだ。。。金輪際というこの曲は日本語の「金輪際=とことん、徹底的に」と置き換えると、永遠の二人が浮かび上がってこないかな?光の中に立っていてねというアルバムタイトルに、より筋が通る。
3曲目も新曲。ブックレットの最後を見るとこの曲では峯田がKORGカオシレーターを使っていてアビちゃんがプログラミングしているとある。この分野には極めて疎いのでカオシレーターを使ってどの音のパーツを作ってるのかはサッパリだけども、もの凄くアーバンでオシャレな旋律がノイズと同居している。この旋律が峯田によるものだとしたら彼のメロディーメイカーっぷりはゲロスゲーと思う。この歌詞も引き続き凄い。言葉遊び程度の軽いラップがある上にノイバウテンの名前を使って韻を踏んでいらっしゃる。ノイバウテンとは言わずもがなドイツのインダストリアル・ノイズミュージックバンド、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン。「壊して創り直す」というような意味を持つバンド名のノイバウテンを出すあたりも好きだわぁ。サビでも『なにもしなくて良いから生きとけ。なにもない奴は全てが可能性なんだ。』と歌う。いつか愛してると言い合うであろう少年少女の未来を照らし出す。
1~2~3~ときて次の4曲目までの流れが本当にポップで最高!少々古いがDHR(デジタル・ハードコア・レコーディングス)全盛期のAtari Teenage Riotを彷彿とさせる殺人ビートで幕を開けるドPOP僕らのアンセムI DON'T WANNA DIE。チンくんがオッペケペーオッペケペーと歌いながら踊る姿がもう見れないのかと、どうしても感傷に浸ってしまう。『あークソ!もう1回あの瞬間のチンくん見たい!!』と思う僕の気持を代弁してくれるように、そこの歌詞が『ジーザスクライスト!!』にアルバムヴァージョンとして変わっている。そう、この言葉はスラング的解釈だとクソッ!とかなんてこった!だから。。。銀杏のチン君がもう見れないなんて!くそっ!なんてこった!と、なる。
そしてハイライトとしてあげる人も多そうな新曲『ぽあだむ』。
この曲のMVには長澤まさみが起用されている。余談ですが僕が初めて銀杏BOYZをみた風とロックfesでも彼女はビデオレターという形で出た。銀杏にショックを受けたあの夜。GINN NANG SHOCKふたたび。
話を戻すと彼らには「べろちゅー」という曲がある。この曲は物凄く美しいメロディに乗せて『ふいていいよ 潮』と物凄く美しいスカトロの歌詞をあてる。ここのギャップがなんともシャイでキュンとくる。ただの下ネタじゃない、高尚な下ネタだw この『ぽあだむ』では「いっぱいあれ出しちゃいそうなの。こぼれたらキッスしてね 苦いディストーションファズ」と歌う。あれは精液だし、キッスは口淫、ディストーションファズはDICKでしょう。キラキラの泣けてくるほど綺麗なメロディにのせて、またもゴリゴリの下ネタをシャイにぶっこんでくるあたり、好きだわぁ。長澤まさみを使ってソレするあたり、すきだわぁ。


【終わりに】


もう4時間ぐらいこれ書いてる。何してんだ俺はw
でもまだ書き足りない。
続きも絶対書くぞ!誰も読むな!!!また長々書くぞ!!

誤字脱字、もろもろスミマセン!
















youngas sogawa
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by youngas | 2014-01-27 21:21
2014年 01月 17日

俺アワード2013

この一年のベスト作品を各部門別に勝手に発表する毎年恒例俺アワード!!!2013年、映画以外は少食でしたので申し訳ないけど今年はMOVIEオンリー!!!

今年はとっても好きな作品が多かった!!! それとは反比例して時間とお金が無かった~~w なので効率よく概ね評判が良さげなものばかりを観たので面白みが無いっちゃーないかなー。まーでも何かの参考にでもなれば幸いです。
今年は『ink Riders』っていうzineも作れたりCCRという大好きなパーティーでDJできたりしたので、振り返れば恵まれすぎた2013。
今年もzineを作りたい。映画テーマのイラスト満載zine作ろっ!!! 
ブリングリング、タマ子、恋の渦、マイマザー&ロランス、ウォールフラワーあたりを観れてないのがちょっとあれだけど、、、さっそくスタート!!!



【第1位】『クロニクル』

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2013年、一番好きだった映画はこれ!!『発明と暴発とバカと哀しみに溢れたA級をしのぐB級映画!!!これをパンクと言わずして何と言う!!!』

主人公が置かれている境遇にまず惹かれまくり。高校ではスクールカーストの最下層、キモいオタク野郎となじられるチェリーボーイ(まぁ映画的に顔は超美形w)。寝たきりの母と暴力的なアル中オヤジとの鬱屈した毎日。。。そんな日々に突然手にした不思議な能力とビデオカメラ。ハングオーバーやジャッカス、アタック・ザ・ブロックなんかもそうだけど、男数人でバカやる、つるむってのがまず好きだし若い男子の内にあるフツフツとたぎる「ドロドロしたなにか。少しの事で暴発しそうな何か」をどうしようもなく巧く描けてたな~。
前半の「みんなエスパーだよ」期から後半の「AKIRA」期にかけて登場人物の心情、表情ともに変化して行く様も感情移入できた。
特に恐れていた親父へ向かって『俺の方が強いんだ!!!』と感情を爆発させるあのシーン。誰しもが成長し、なにかしらの分野で親よりも力を付けるもの、、、父親の無力感とやっちまった息子の止まらない爆発とか気まずい雰囲気とか、いちいち共感できて最高だった。

自分たちを浮かせての飛行シーンも日本育ちの俺ら世代には最高で、まるでサイヤ人の孫悟空目線。感情が爆発して周辺のパトカーや標札なんかが飛んでくシーンも仲間を殺されて切れちゃうスーパーサイヤ人みたい。これにも親近感沸きまくるでしょー。
2週間限定上映だし前評判すごく良いしで、そうとう期待してハードル上げまくって新宿のシネマカリテに行きましたが、余裕で期待を上回ったクロニクル。観終わってからもずっと、なんなら今もそうだけど、やっぱデイン・デハーン演じるアンドリュー君を心配し、どっかで助けたいと思っているw その実在感は今までの映画体験で唯一無二のものでした。そういう意味でも2013年というか、人生でもベストな作品!!!!!全部好きだ!!!










【第2位】『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』


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『キャスティングずるっっ!!』

もう今年はデイン・デハーン君の1・2フィニッシュしか考えられません。なんでしょうあの虚ろな目は。切れ長な目の下には徹マン明けのような黒々としたクマ。ボサボサヘアーに華奢な体。NEXTディカプリオと言われてるのも納得だし、もうその上いってる気すらします。緊迫感が途切れないこの作品とのマッチングも最高!!
それもそのはず今作の監督は重い空気とカメラワークが最高な作品『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督。同作でも主演を務めたライアン・ゴズリング、通称ゴズリン❤の再タッグってだけでも間違いないし、ゴズリンのあの体にタトゥーびっしりとか男でも惚れぼれ。。。。ラヴアゲインみたいなタッチも勿論いいけど、今の彼は影のあるヒールとしてもう少し観ていたい気がします。ピュアでグランジな悪人を最っっっ高にかっこよく演じてました。オープニングからバイクにまたがるまでの緊迫した長まわしも最高!!!メタリカTシャツも言わずもがな。MEDUSA号を彷彿とさせるツヤ消ブラックのオフロードバイクもキャラに合っててカッコ良かったー。くーーーイチイチCOOL!!!
さらには米FACE誌(だったかな�l)で世界一セクシーな男性1位に選出されたブラッドリー・クーパーまで出演。要するにイケてる男達によるイケてる監督とカメラマンのイケすぎてる緊迫した作品って事で文句無しの2位!!!ライアン・ゴズリング50分、ブラッドリー・クーパー50分、デイン・デハーン40分っていう構成も長尺と感じさせない工夫があって好きでした。
イケメンが渋滞してるって!!!!!!










【第3位】『セデック・バレ』



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『上映時間4時間36分、体感10分!!!!!!!!!』

戦争により台湾を統治する事になった我々日本軍と、もともとそに住んでいた現地人による『誇り』の物語。

とにかく映画好きさんのTwitterアカウントで絶賛されまくってて、こりゃ観なきゃって事でレンタルしたんだけど、流石に4時間半はもたないと思い1部の太陽旗だけ借りて帰ったけど見終わってすぐ2部を借りにレンタル屋に走ったという作品!! キャスト、ストーリー、パッケージなどすべてが地味なのでうちの近所のTSUTAYAも3枚しか入荷してないし、まして面陳もないんだけどここまで全身を鷲掴みにされる作品も珍しい。
日本人キャストの笑っちゃう程の大根芝居や10年前?と言わざるを得ないVFX技術も、なーーーんにも気にならない。物語に心を掴まれる実感を得た1本。とくに花岡一郎と二郎のあのシーンには参った。惨めに生きる位なら誇り高い死を選ぶ様に感動しました。
音楽とお酒で騒ぎ祝いう、いまでいうレイヴのようなシーンもグッとくるもんがあります。原始的な楽器ばかりながら完全にトランスしている村人たち。いい感じにナチュラルにイッちゃってるのは音楽の力ですねー。石野卓球さんがテクノは名前の響きや音質から最先端の音楽だと思われがちですが、もっとも原始的な音楽だと思います。って言っていたのを思い出した。
宇多丸さんもそりゃタマフルで年間1位にあげるし、水道橋博士さんも『物凄く控えめに言っても大傑作』って唸るわ。










【第4位】『バービー』


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『またも哀しみのキム・セロン』

韓国は養子輸出大国と揶揄されるほど海外、特にアメリカに養子を多く送り出している事実があるらしく、こちらも大好きな女優(子役)のキム・セロンが主演を務めた『冬の小鳥』でもメインテーマに扱ってました。今作『バービー』でも、ある黒い目的で韓国人の子供を海外に迎え入れる話。
これもキム・セロンが出演している作品『アジョシ』でも子供に値段がついていたり、臓器売買のターゲットになったりっていうシーンが多々あるので、そういうブローカーが蔓延ってるんでしょう。
『アジョシ』『冬の小鳥』『バービー』って観るとキム・セロン可哀想すぎでしょ!!!と思うけど、それ位彼女の憂いに満ちた表情はスクリーン映えするんだよな~。今作には実の妹も出ていて、これがまた絶妙にウザいウザい。ペプシを差しだしたりしてお父さんにゴマするあたり、もはやキャバ嬢の覇権争いのよう。この姉妹ハンパじゃないわー。
2014年以降、ハッピーなセロンちゃんが是非見たいでっす。









【第5位】『横道世之介』

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『観終わって「面白かった~」って理屈抜きで思った作品』

『蛇にピアス』コンビの高良健吾も吉高由里子も何かどっか引っかかる芝居なのは否めないけど、そんなとこも含めてハートフルで優しい作品でした。吉高由里子節とも言える「酒飲んでるの??」的あの芝居が今回も炸裂。あれ好きだわーやっぱ。ごきげんよ~お待たせですわぁ~韻踏んでらっしゃるのね~って出てくる度にニコニコしちゃった。カーテンにくるくるくるまるシーンも妙にむず痒くてニヤニヤしちゃった。
柄本佑さんの芝居も最高で、マルイ10回払いのスーツを着て流行りのカフェに現れる、あの業界人になりすましてる雰囲気もうマジたまらない。俺も田舎から東京に出てきてる口なので、あの背伸びした感じスゲー共感できる。客観視するとこうも激寒。けどそこが最高っていう。
ただ、ラジオパーソナリティの後ろで流れる世之介さんの現状を知らせるあれ。ネタバレになるから伏せますが、あの事故と絡める必要がなんであったのかなぁ~って疑問。。。そこだけちょっと引っかかっちゃいました。
でも、世之介と祥子さんみたいな夫婦になれればきっと幸せだろうな~と思えた素晴らしい作品!!

今作のカメラマン近藤龍人さん、桐島~ライブテープ~天然コケッコーあたりも撮ってる方らしいです。映画を観るときに俳優、監督、脚本家、ディレクターあたりまでしか気にかけれなかったけど、今後は近藤さんはじめカメラマンも追っていけたら楽しいなー。










【第6位】『ライフ・オブ・パイ』


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『ただの映像美やアイデア1発ではない、深い深い物語。観終わって何度も何度も咀嚼してますが、なかなか腹に落ちてこない珍品』

色んなサイトで憶測やディベート、解釈の仕方が語られている様をみると、やっぱこの映画ってみんなあーでもないこーでもないって語りたくなるんだろーなーって思う。 自分も同じく何度も何度も『あれは何を言わんとしてんだろー?』とかって考えたりしました。が、結果よくわかりませんw わからないんだけど、そこが凄く良い気がする。気になって考えさせるパワーがある映画ってそんなにないと思うし。考える余白が美しくて大きいフィールドで用意してあるのは、アン・リー監督の腕なんだろうなぁー。
トラと過ごした227日なのか1人で彷徨った227日なのか...
ストーリーだけじゃなくって目に飛び込んで来る映像も凄かった!ジェームズ・キャメロンが言ってた奇跡の映像ってのも伊達じゃない。CG、VFXがもたらすそれは10年前ぐらいに流行したDEEP BLUEとかEarthなんかの自然の動物を追ったドキュメンタリー物を彷彿とさせるほど壮大だった。相当に苦労したんだろうなー。
観る事が1日仕事になった、がっぷり四つなドッシリ作品!!!









【第7位】『高地戦』


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『朝鮮半島における南北分断物、戦争映画の新たなマスターピース。恨みあっていない物同士が殺しあわなきゃいけない、それが戦争だという事を思い知らせてくれた作品』

韓国には兵役義務があるせいか、戦場の描き方や戦闘シーンが日本の物よりドスンと重い気がする。ただでさえ重いテーマの上に韓国映画お得意のグロ描写も加わるので、とにかく見応えがある。
シュチュエーションは極めてミニマルで、半径1kmぐらいの急勾配な山の斜面のあっちとこっち。
けどその斜面がハンパじゃない。観てるこっちまで息切れしちゃうような山!坂!穴!窪み!死体!
そのあっちとこっちを毎日取り合っては戦死者を多数出し、また山が高くなる。そんな日々が数年続いた先にある最後の酷な数時間。

2013年スクリーン上に映った最も純度の高いカリスマは、本作のシン・イリョン大尉(イ・ジェフン)。
ワニ中隊がどういう物かを隊員に説くあのシーンや自分自身に深いトラウマとダメージを与える味方に向けた乱射シーン。モルヒネ中毒の悲しすぎるリーダー像はきっと一生忘れませんっ!敬礼!!!!!









【第8位】『世界にひとつのプレイブック』


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『また見つけた!ダンスシーンが素敵な映画。』

バス男、リトル・ミス・サンシャイン、(500)日のサマー、ムーンライズ・キングダム、サニーなどなど、可愛いダンスシーンがある映画って大好き!!!キックアスのレッドミスト号車内の軽いダンスも最高!
こちらは可愛いっていうよりも軽快でかっこいいって感じ。スティーヴィーワンダー~ホワイトストライプスのあのアンセムにのって激しく踊るあのシーンに向けての男メンヘラvs女メンヘラのドタバタ劇だと思うと、すべてOKでしょう。あのシーンだけでも何回も繰り返し観る価値あり!!!ストライプスのあの曲はMVも最高で、当時YouTubeで腐る程みたもんです。(ミシェル・ゴンドリー監督作、レゴブロックのあれ☆)

主演のブラッドリークーパーもさる事ながら、女メンヘラ役のジェニファーローレンス。彼女はアメリカで大人気らしいですね~。グラマラスな体と自由奔放で素をさらけ出す飾りっ気のなさが良いらしいです!!
僕は他人種の美人像や上手な芝居がなかなか分からなかったりするんですが、今作の彼女の存在感はスゴイものがあります。JLaw(ジェイロウ)って親しんでるアメリカ人に嫉妬しちゃうぐらい引き込まれた。そりゃアカデミー主演女優賞受賞も満場一致だわって納得。
俺も気軽にJLowって呼びたい!!!!!!









【第9位】『建築学概論』


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『伏線の全回収に泣いた』

第7位『高地戦』で若きモルヒネ中毒大尉を演じたイ・ジェフンが今作ではへなちょこチェリーボーイを熱演。そんなチェリーの初恋相手にはアイドルグループMissAのペ・スジちゃん。この作品への出演をきっかけに『国民の初恋』という意味不明な呼ばれ方をしている娘です。ちょっと調べてみたらTwitterのフォロワーが100万人超えしてたり、国内の映画・ドラマ関係で数々の受賞歴があるようで、かなりの人気者っぽい。日本でいうと9nineの川島海荷ちゃんみたいな感じかな??

そんなウブなキャスティングの今作。例に漏れず味付け濃いめのラブストーリー。濃い味っていうか韓国料理お約束のキムチやナムルが小皿にいっぱい出てくるあんな感じで、小ネタが随所に散りばめられてます。最終的にどんどん小皿の小ネタを銀の箸で回収して行くんだけど、その様が気持ちよかった~~~。
その点での今年9位です。
なかでも最高なのがGUESSのバッタもんTシャツ。多感な時期の勝負服(しかもデート直前に洗濯するほどお気に入り。クローゼットのエースで4番)がパチもんだと気付かされた瞬間の敗北感と無力感。一生のトラウマになりかねないそんなブツを数年後あの人が着ていたら…『あーーーある!!!ある!!!ある!!!ある!!!つらい辛いツライーーー!!!』って泣き笑いしちゃいました。
そういう映画における最大瞬間風速ってあるけど、今年のもっとも強い北風はこの瞬間だったような気がします。
初恋って相手に対する色々は忘れちゃうけど、自分で自分を見つめて考えた事や起こした行動は甘酸っぱくて忘れないもんだな~。
俺の中学の時の勝負Tシャツ、グレーのMサイズで二足歩行したイカしたアヒルがグラサンして星条旗プリントの服を着たプリントだった。死ぬほどダセーwww









【第10位】『ふがいない僕は空をみた』


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『女優!!!!!!!!!田畑智子!!!!!!!!!』

なにかにつけこの作品のセックスシーンが最初に語られちゃうのはエロいネタ的な捉えられ方だと思ってたんだけど(蛇にピアス的な)、実際に観てみたら全然そんなんじゃなかった?二人の関係性を表すのに絶対必要なシーンだと思うし、ここまで赤裸々に見せてくれたからこそ田畑智子と永山絢斗の関係に愛着を持てた。「世の中こんな出会いもあるだろーなー」っていう実在感もより湧いたし、里美の元から離れられない卓巳にも「その歳でお姉さんと濃厚なベッドを共にしたら離れらんないよな~」と妙に共感できたり。
話題性としてのベッドシーンというより、物語上必要だから自然とやってる印象を受けました。
この二人の関係性を理解して愛着を持って観ないと、この作品は楽しめなかったと思う。事実、作り物的な卑猥さは感じなかったしク○ニに対して『舌を尖らせて』って注文も気に入った、俺は。やっぱ能動的に感じていかなきゃ!!!
田畑智子さんのインタビューでは『ベッドシーンはとても楽しくてスタッフの存在を感じなかった』と言っていたので、かなりパーソナルな関係を築けていたのでしょう。そこでの尖らせてはやっぱ良いセリフでしょ~❤
そんな二人の色々を、ある形で旦那と姑にバレるんだけどその瞬間スーパーの買い物袋をボトッと落とすあの感じ!マンガでしか見た事ないけど、あのボトッ最高だったなー。登場人物はみんな軽く幸せじゃないんだけど、人間なんて者は多かれ少なかれそんなもんなのかもしれませんねぇ。
股間に「やっかいなもん付けて産まれてきた」者として、たっぷり楽しめた多重構造のダークサイド青春群像劇でした!

その二人とは別に同級生との重い話も別アングルで進んでいくんだけど、こっちの話もエグられる。しかしあの二人、あそこまで飢えてるとは...「団地」ってほのぼのとしてて、子供が沢山遊んでるイメージでしたが、この映画を見てある側面ではゲットーなスラム街的な見方もできるんだなー(そういう見方をしている人もいるんだなー)と思った。










【次点】『ゼロ・グラビティ』

はっきり言って次点でもなんでもなく、ある意味では断トツの1位だしある意味では次点っていう感じ。
圧倒的に1位だわ~ってのは、映画が産まれ変わった瞬間である点。音響と大画面と3D技術とで観客が限りなくストーリーに近付ける、演者になれる。ある人は体験や経験だと感じる凄さ。緊迫したシーンでは音楽の奥に早い心音のようなものが聞こえて、わりとユッタリとしたシーンでは遅めの心音が。僕らのドキドキを誘発するかのようなトリックなんでしょうか。シンバルの音を逆再生させてる音なんかも使ってるようなので、音楽もかなりの工夫がされている様です。これほど大きな金字塔も珍しい。映画のガイドブックなんかでは、今後何度もゼロ・グラビティが表紙になるでしょうねー。

逆に圧倒的にランクに入れられないわ~ってのは、その『音響と大画面と3D技術がないと伝えたいものがシッカリと伝えきれない儚さ』という点。自分が好きな映画や音楽、美術やマンガなんかもそうだけど、それらを振り返ると『最小の手数で最大の感動』を与えてる物が多い。そう考えると例えばiPhoneで観ても面白い物の方が、本質としては圧倒的に好みなんです。アイデアに唸ったり、発想に驚いたり。ゼロ・グラビティがアイデアが無く発想が乏しい訳では無く、セッティングや環境によって印象が大きく変わってしまうのは『自分的尺度の映画の面白さ』ではちょっと心細いなってだけ。もしかしたらDVDやiPhoneで観てもスゲー楽しめるかもしれないけど!いや、きっと違う喜びが見つけられるwww
間違いなく2013年を、いやはや映画史を代表する歴史を作った金字塔!!!!!!VIVA重力!!!



【次点】『ムーンライズ・キングダム』

実はウェス・アンダーソン作品ってそんなに得意ではないんです。ダージリン急行やロイヤルテネンバウムスはDVDも持ってるし、何回も観てる。何作かはレンタルもして素晴らしい作家である事に異論は一切ないんだけど、自分の映画をみる楽しみとして『ウッヒョーヤッベー』みたいなカタルシスを感じる事がこの監督作品にはない。勿論それこそが彼の魅力だし、感じる事が出来る人は多いに感じるんだろうけど。
じゃーなぜどの作品も気になるのか。僕的にはイラスト的なPOPな小物や小ネタがカラフルに溢れている点が一つ。トイカメラで撮った写真のようなパステルなボケた世界が無条件に綺麗という点が一つです。それらを含めたローファイな世界観にクスッと笑い、ちょっとドキドキしたりなんかして上映時間中なんともいえない癒しを感じるんです。スニーカーにせよパンクやロックにせよ、ローファイってやっぱ最高っ!!!ノイズアディクト最高ってことです!!!
最高だけどヌオォォォーってのがないから、たまーにで良いかな。
そんなウェス監督の最新作。今作最大の見所はメガネ小僧のヘナチョコDANCEでしょう。一転突破のパンチライン。こういうダンスシーンがある映画をとにかく愛したい。あんなもん見せられたら卒倒しちゃうってば!!!自分的「愛おしいへなちょこダンスがある3大映画」のランク入り!!!


【次点】『セレステ∞ジェシー』

出産もひと段落し、Twitterで「わたし戻ってくるわよ、ビッチども」と毒付いて活動再開したイギリスのリリーアレン。世界一可愛く毒をてんこ盛りにして♪FuckYou~♪と歌う彼女に撃ち抜かれた音楽ファンも多い事でしょう。そんなリリーアレンの歌声からスタートする今作。正直それだけで次点ですwどんだけ偏ってんだw
傑作PVとして名高いデスキャブ・フォー・キューティーの「A Movie Script Ending」を彷彿とさせる映像にリリーアレンの歌声が最高の食べ合わせ。
主演のラシダ・ジョーンズは、ブラックミュージック界の大御所中の大御所、あのクインシー・ジョーンズのお嬢さんだそうで凄く可愛い☆37歳らしいけど、とってもチャーミングで小悪魔的な知性を感じさせる女優さんでした。
社会的地位もあり一人で生きていくスキルも充分、美貌も兼ね備えたアラフォー女子。
一方よくわからない仕事をしている一人だと飢え死にしそうな低空飛行の気の良い男子。
良い年齢になり「生涯のパートナー」としては不合格を頂くかたちの男子ジェシー。だけど気が合うもんだからいつまでも依存し仲良くやっちゃう女子セレステ。
当然ながら女子セレステが上位に位置し、ジェシーをコントロールする格好。そんなある日、若くて美人な女の子が現れ手中にあったはずのジェシーがいなくなる。。。。

あるあるあるある!!こういうのあるよねー。
チョ!マジかよっ!っていうあれ。こっちが悪くてもなんか相手が謝ってくれるからって調子に乗ってた。どうせ何があっても俺の事好きっぽいから大丈夫って調子のってイキってたら、ある日スパッと切られちゃうアレ。ほんと惨めで寂しいけど時すでに遅し感ハンパないアレ。そっから形勢逆転してマメに連絡するも総スカンされて「悪いとこあったら直すから...」ぐらい言っちゃってwww
そんな話です。
だれもが心当たりあるであろう、あの痛い期間。これを観てシッカリ想い出しましょうw






2014年もマイペースでやりま~す。
















youngas sogawa
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by youngas | 2014-01-17 20:51 | 俺アワード
2014年 01月 01日

俺アワード2013

この一年のベスト作品を各部門別に勝手に発表する毎年恒例俺アワード!!!

ちなみに2013年シノダが見聞き読みしたものなので、発表やリリースが2013年じゃないものもあるってよ!

〈映画部門〉
1位:『ゼロ・グラビティ』
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2位:『恋の渦』
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3位:『クロニクル』
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4位:『地獄でなぜ悪い』
5位:『フラッシュバックメモリーズ3D』
6位:『ジャンゴ 繋がれざる者』
7位:『ライジング・ドラゴン』
8位:『箱入り息子の恋』
9位:『ルビー・スパークス』
10位:『モンスターズ・ユニバーシティ』




まずは映画部門!2013年はいい感じに洋画と邦画が入り混じった結果となりました。見た直後に何回もヤバイヤバイと言っていて、確実に年間一位と断言までしていたスーパー面白かった大根仁監督、三浦大輔原作の『恋の渦』を年末に来て二日連続で見に行ってしまった大傑作『ゼロ・グラビティ』が抜き返すというどんでん返しもありつつ。まぁ、でも『ゼログラ』は映画というよりもアトラクションというか、体験に近いので別枠という気もします。『恋の渦』は原作のもつゲスさを大根監督が理解し切っていてモテキとかで培ったセンスも全て注いで会話劇だけど一秒も飽きない完成度。どの映画も低予算を言い訳に出来なくなってしまったとまで言える傑作に仕上がっていて、ある意味度肝を抜かれました。『クロニクル』は不幸な境遇の少年が超能力を手に入れて復讐に向かって暴走していく【アメリカ版魔太郎がくる!!】的ストーリーからして激好み。さらにずーっと自画撮りしてるという無理矢理な設定も挑戦的でなんか好きでした。そして今年最も追いかけた人でもある園子温監督(個人部門があるなら男性は園子温、女性は大森靖子でしょうね〜、2013年は)の傑作というか、怪作『地獄でなぜ悪い』。やりたい放題とはまさにこの映画のこと。ここまで無茶苦茶な映画に一線級の役者を詰め込んで、がっつりシネコンでやっちゃうんだからやっぱり園子温恐るべしです。後述しますが星野源ちゃんの主題歌も最高でした。
『フラッシュバック〜』は生きるというテーマこそが何より3Dで飛び出してくるという衝撃作でした。『ジャンゴ』は言わずもがな、宇多丸さんも言ってましたけど、タランティーノというお祭りなわけでランク外なんて選択肢はもはやありません。『ライジング〜』は実は心のベスト1です。何せ敬愛するジャッキー・チェンのラスト・アクション映画なんですから。涙なしでは見れないジャッキー本人からの挨拶が流れる衝撃的エンドロールまで、とにかくこれだけ個人に対して集大成で最高傑作と呼べる映画もないと思います。それぐらいギュウギュウに詰め込んでました。
『箱入り息子〜』は2013年の男性二位確定星野源の長尺PVにして、過去最大級のキュートさの夏帆まで楽しめる牛丼映画の最高傑作笑。
『ルビー〜』はそのシャレオツ感に惑わされて、なんとなく流し見してしまいかねないのですが、実は恋愛そのものの本質を鋭く描いていて男女共にキュンとくるかなり大好きな一本でした。
『モンスターズ〜』はもう何も言うこともありませんが、あのキャラクターたちの魅力に尽きます。素晴らし過ぎました。
次点では興味深い発言の連続『セックスの向こう側〜AV男優という生き方〜』、あっちゃんと山下監督の相性の良さを改めて感じた『もらとりあむタマ子』、とんでもない発想で全ホラーファンが歓喜した『キャビン』など。

〈音楽部門〉
今回は曲に焦点を絞って「2013ベストアンセム10」にしてみました。

1位:「地獄でなぜ悪い」星野源

2位:「DiE」BiS

3位:「まともがわからない」坂本慎太郎


4位:「ボーイゾーン」大森靖子と来来来チーム
5位:「頑張ってる途中」私立恵比寿中学
6位:「夜間飛行」石崎ひゅーい
7位:「GOUNN」ももいろクローバーZ
8位:「僕らチェンジザワールド」忘れらんねえよ
9位:「The Big Shirts」電気グルーヴ
10位:「ビューティフルドリーマー」フラワーカンパニーズ


まず星野源の「地獄で〜」は映画主題歌のための当然書き下ろし曲ですが、それにしてもすごくいい曲。本当に入院中に書かれたという歌詞は「病室」というフレーズから始まって、嘘で何が悪いか、作り物で悪いか、この世は元から楽しい地獄じゃないかと明るく歌われる。これから先もこの日本で何かクリエイティブなことをしようとかしていく意思のある人にとってずっとアンセムになりうる曲だと思います。BiSの「DiE」はいつものエモさ全開の曲に死をテーマにした歌詞がハマってます。結局去年も彼女たちには躍らされましたけど、3月の国技館とか節目のライブには顔を出してどれも楽しかった記憶しかありません。ちなみに脱退したメンバーみっちぇるへのバイバイソング「Fly」も大名曲。ホントに外さない人達です。坂本慎太郎の「まとも〜」は、大好きだったドラマまほろのエンディング曲。聴くと多田と行天がじゃれあうあのエンドロールが目に浮かぶし、曲としてもただただ素晴らしいと思います。そして大森靖子と来来来チームの「ボーイゾーン」。あの声で「しっかりしてよボ〜〜イ」は反則。2013年は個人的には大森靖子イヤーだったと言っていいぐらい衝撃的な出逢いでした。クアトロを埋めた伝説ワンマンとか豊田道倫との渋谷ツーマンとかやっぱりライブで打ちのめされたので、生で体験して欲しいのですが、この曲含めた来来来チームとのアルバム「ポイドル」もすごく良かったし、オリジナルのアルバム二枚も最高でした。女であることをここまで利用しながら、人間そのものを剥き出しにしていく女性シンガーは椎名林檎以来だと思います。マジでリスペクト。当然来年も追いかけて行こうと思います。5位以降はめんどくさいので書きませんが(笑)どれもいい曲なので聴いてみてください。電気グルーヴのアルバムも良かった!
あとは復活したBLACK FLAG(ただしボーカルがヘンリー・ロリンズではなく、ロン・レイズだったことでテンションガタ落ちでしたけども)とか、個人的に再燃したCRASS(ドキュメント映画を見れなかったことが2013年一番の後悔!)、コラボとはこういうことだと思った面白かったBiS階段、やっぱ好っきゃねんホルモンのNEW、原点回帰のユアソンのクール過ぎるインストアルバム、最後の最後にアナログで完全復活のneco眠るなど、音楽的にも色々ずっと何かしら聴いていた充実した一年でした。

〈書籍部門〉
1位:天久聖一「少し不思議。」
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2位:ワッキー貝山/集・池田浩明/著「愛しのインチキガチャガチャ大全-コスモスのすべて-」

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3位:「電気グルーヴ×アイデア 電気グルーヴ、石野卓球とその周辺。」
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4位:樋口毅宏「タモリ論」
5位:どついたるねん写真集「MY BEST FRIENDS」


次点 みうらじゅん/宮藤官九郎「どうして人はキスをしたくなるんだろう?」
園子温「けもの道を笑って歩け」
町山智浩「本当はこんな歌」
持田保「INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!! 雑音だらけのディスクガイド511選」

-漫画-
1位:チャールズ・バーンズ「BLACK HOLE」
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2位:大橋裕之「遠浅の部屋」
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3位:浅野いにお「うみべの女の子②」
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4位:堀道広「部屋干しぺっとり君」
5位:渋谷直角「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」

次点 花沢健吾「アイアムアヒーロー11〜13」
古谷実「サルチネス ②〜④」

2013年も本はいっぱい買ったし、読みました。
まずは何しろ天久聖一の「少し不思議。」。この人の持つ面白さと紙一重の狂気がバーストした現実と夢を行き来する話の凄まじさ!帯のピエール瀧じゃないけど、「あまちゃん!もっと書け!」です。もっと読んでみたい。その後出された「ノベライズ・テレビジョン」も面白かったです。
二位は小中学生の時にやりまくった伝説のガチャ、コスモスの研究本。「うわー!これ持ってた〜!」とか読みながら、何度も叫んでしまった家宝級の一冊となりました。
三位の電気グルーヴのアートワーク本もレイアウト含め素晴らしいアーカイブになっていて、同じく家庭に一冊必携。
四位のタモリ論はタモさんに、というより、作者の樋口毅宏の語り口にヤラれました。「雑司ヶ谷」二冊ほか過去作にもアタックして、参りましたという感じ。
五位のどついたるねん写真集は、どついたるねんの音楽なんて何も知らなくても、こいつらいいなぁと笑顔になれる仕上がりで、こういうアプローチもあるんだなと勉強になりました。
漫画部門は内容云々よりも「こんなん本屋にあったら買わざる得ない」な装丁のチャールズ・バーンズの「BLACK HOLE」とか、相変わらずの鉄板っぷりの大橋裕之とか、あざといなーとか色々思いながらも読まされちゃういにおの新たなるマスターピース「うみべの女の子」、ヘタウマの局地堀道広、知り合いmihocoとのブロス対談も記憶に新しい渋谷直角のサブカル殺しとか、当然花沢、古谷も読んだりで、本棚がまた賑やかになった印象の一年でした。やっぱり2013年も漫画に救われた!

〈女子部門〉
1位:椎名琴音
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2位:有村架純
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3位:刈谷友衣子
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4位:夏帆
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5位:奥仲真琴(PASSPO☆)
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6位:テンテンコ(BiS)
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7位:トミタ栞
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8位:蒼波純
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9位:黒木華
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10位:川栄李奈(AKB48)
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女子部門!2012年の俺アワード一位で能年ちゃんを選んでいたのですが、なんせ去年はあまちゃんYEARだったわけなのでもうみんなの能年ちゃんとなりました故、殿堂入りとさせていただきます!橋本愛ちゃんもしかり!(有村ちゃんはあんまりにも可愛さ新発見だったのであまちゃん枠から例外的にランクイン!しゃあないでしょ、マジで笑)

で、2013年夢中になった女子はもちろん大森さんもですけど、何と言っても椎名琴音ちゃんッ!!!山下敦弘監督の「エアーズロック」の主演のあの娘です!悶絶死寸前の可愛さでした。そして、2013後半に判明した音楽の才能!自分で作って歌ってる曲が神がかっていい事実!完全に2014年ブレイクするので、早めにチェケしといてください。
以下、目が離せなかった女子たちは上の煌めいてる写真でお確かめください!

というわけで相方ソガワの結婚だとか、まーーー色々あった2013でしたけど、今年もしくよろ。2014は銀杏の二枚で幕開けですよッ。

それでは良いお年を!!ちゅどーーん!!!
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youngas shinoda
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by youngas | 2014-01-01 06:52 | 俺アワード