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2012年 08月 28日

5年目のyoungasを考える

youngas(ヤンガス)。

元々は俺個人のTシャツブランド名として考えた名前だったんだけど、スペルが決まってなくて曽川くんに決めてもらったりして、その宣伝用にとZINEを作ることになり曽川くんに協力を依頼、いやむしろこういうの作るほうが楽しいじゃん、じゃあブランド名じゃなくてうちらのユニット名でいいか、それじゃホームページを、ブログを…と、仕事帰りのアキバのベローチェで話し合って話し合って、ほぼ初期衝動だけで始まっておじさん達に何ができるのか模索しながら這うようにして歩いて来ました。

とは言っても、5年目のくせに、「youngazine(ヤンガジン)」という発端となったZINEはまだvol.1以降出していないし、曽川くんが主導で制作した別冊が数冊、あとは活動といえばblog内の妄想デート&恋愛小説「XX KLUV(チョメチョメクラブ)」や映画批評「やんがすちゃんのYMO」なんかの更新、友達のイベントにyoungasとしてDJで参加、知り合いのフリーペーパーなんかに曽川くんがyoungasとしてイラストを数枚寄稿ぐらいのもの。

最大の露出は今や渋谷パルコ内にて営業中の「ONLY FREE PAPER」さんに「置かせてください」と頼まれ一等地に置かせてもらって、その後ブログで長々と紹介して頂いたことと、「youngazine」の的確な評論を著名なライターで編集者で翻訳家である野中モモさんにブログ内でしてもらったこと、それからロマーンズのラストライブ二発を物販担当の軽スタッフとして関わったことでしょうか。

そんなワケで「まだやってんの?」「やってます、一応」の数年で、状況もやりたいことも変わったり、無くなったりなので、何のためにと言われたら、「そらー続けることが目的です」とダッシュで本題から逃げるしかないわけなのです。

でもやっぱりyoungasが好きとか面白いとか言ってくれる奇特な人も周りにいるはいるし、これでやめちゃうのはまだつまんないよね?と思ってるから、やめはしないけど、じゃあ一体何をするべきなのかを5年目の節目にじっくりと考えてみたのです。

そしたら!

なんと!

ない!!!!!!!!!ww




なかったんですよね、何にも。

僕らに何かできることもするべきことも何もなかった。

でもね、だからこそ、何かあるんじゃないかと思ってるんです。

それこそ、震災があってから、日本は何だか元気がなくなってしまったとか、そういうのを僕らyoungasが‼っていうのもなんかしっくりこないし、もちろんそういうことに無関心ではいられないけど、求められてるモノではないから、シリアスに走り過ぎるのはどうしても違うと思うんです。

それで我々の状況みたいなものを俯瞰で鑑みるにこの混沌そのものをメッセージにするしかないみたいなところに今いる気がしています。

つまりは何にも伝えなきゃいけないことはないけれど、この自分たちの混沌とした状況をそのまんま見せることが今のyoungasなのかなという気がするので、深読みせずにこれからの僕らを面白がって欲しいなぁと思います。

二人とも家庭を持ってマイホームパパになったら、たぶんyoungasの本質というか面白さはなくなると思うので解散てことになる気がします。

だから、今5年目で、二人とも家庭を持つこともなく、まだ悶々としているこの感じを楽しんでくれたら幸いです。

言いたかないけど、曽川くんと話していると、いつまでも楽しいし、いつまでもワクワクするんです。

だからまだ終われないなーと思います。

パレードはまだ終わらない。

いや、そうじゃなくて、まだ終われないんです。

だから面白そうと思う人はどうぞyoungasのパレードに参加してください。

で、「あー自分よりダメな大人もいるんだな」でも「自分と同じ感じの人達がいて何だか救われた」でも「いやー別になんとも思いません」でも何でもいいから、僕らにそれをぶつけて欲しい。

Chim↑Pomがやろうとしてることを僕らyoungasは方法がどうあれカッコいいことだと思っています。

自分は何もやらないのに文句ばっかりな人より、どう思われようとも自分の主義主張を行動で示す。それもセンスのいいやり方、ネーミングで。

それはバッチリ僕らがやりたいことでした。

だけど、今、youngasでChim↑Pomをやるのは違うから、僕らなりの面白いことをいくつか投げてみようと思います。

その第一弾が9/16(日)に埼玉スタジアムで行なわれる「ぐるぐる回る2012」のアートマーケットへの参加です。

来れる方はぜひ。でもわざわざ来たのにしょうもなっ!という意見には僕ら二人とも聞かないふりを決め込みますのでご容赦くださいw


youngasがまだ何かやろうとしてるから俺も、私も何かやってみようかなと思う人が一人でもいたら、僕らの存在は無駄ではなかったと安心してあの娘にプロポーズできます。(念のため言っとくと、youngasが独身なのはモテナイズだからではありません。めっちゃくちゃ二人ともモテるんです。でも理想が高いんです。いやマジで)


どうか、こっからのyoungas、5年の節目にやらかしますから見ててください。

最後に全てのヤンガスへ。


「ボーッとしてたら景色と間違えられちまったけど、景色だって重要なんだってことを思いしらせてやろうぜ‼」


youngas shinoda


これ↓youngasのNEW LOGO。ステッカー欲しい人は「ぐるぐる回る」に来てください。

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by youngas | 2012-08-28 23:55
2012年 08月 13日

XX KLUV3

第16回〈BiS 其の三〉

そうして彼女達はアイドルになった。

BiSという名前で活動している。

その後の活躍はご存知の通りだ。

信じられないかもしれないが、これはノンフィクションだ。

そして、それから二年後ー。



「BiSのチケット取れた⁇」
「東京ドーム⁈取れるわけね~じゃん‼一分で即完だってよ」
「だよな~」

日比谷線の車内の男子高校生の会話。
俺はニヤつきながら、その横をすり抜けてホームに降り立つ。

ホームにはBiSの看板。
ニューアルバムの広告。


今や、アイドルと言えばBiSだと言われるまでになった。

階段を駆け上がると寺島さんが手を振っている。

「お疲れ様~」
「お疲れ様~じゃないよ‼車ん中にいなきゃダメでしょ?君はトップアイドルなんだから‼」
「トップアイドルと言えども大事なマネージャーの出迎えぐらいはいたしますよ!」

会社を辞めた俺はいつのまにかマネージャーになっていた。


車に乗り込む。

みんないる。
プーは寝てる。
「お兄ちゃんおはよう‼」
ユリカは満面の笑顔だ。

のぞしゃんは化粧をしている。
ミッチェルはガムを噛みながら携帯ゲームに夢中だ。

青山のスタジオ。

今日はドーム公演のリハーサルだ。

淳之介こと渡辺さんがいる。

「お疲れ~。時間ないからすぐ打ち合わせしちゃおっか」
「わかりました~」

5人を座らせる。

打ち合わせが終わり、昼飯のあと、軽いダンスレッスン。

それが終わったらプーとミッチェルはラジオ、他の三人は雑誌の取材が入っている。

「お疲れ様です。じゃあ、プーちゃん、ミッチェル行こっか」

同期のマネージャーさゆりちゃんだ。

さゆりちゃんは元アイドル志望で、今はBiSに自分の思いを重ねているらしい。

「あ、あとでメールしますから」
「わかった」

寺島さんには言えないが、さゆりちゃんと俺はちょっと前から付き合い始めていた。

しかしそこは分刻みのトップアイドルのマネージャー同士。ろくにデートも出来ないのだが、それでもさゆりちゃんは隙を見て会いに来てくれたり、時間が空けば家にやってきてくれた。

でも何か俺もこれが恋心なのか判断出来なくて、キスもエッチもしない日々が続いた。

その日の夜もリハ終わりで、数時間あるからって、六本木で待ち合わせをした。

「うふふ」
「うふふって…何かさゆりちゃん感じ違わない?」
「わかる?」
「お化粧だ‼」
「そう‼わかる?」
「かわいいね」
「え?」
「いや、だから、かわいい…ね」
「もう‼大人メークなんだけど‼」
「かわいいって…褒め言葉だよ?」
「疲れた‼」
「え?」
「もう、疲れたわ」
「それじゃ送ってくよ」
「知らない‼」

その後、さゆりちゃんはずっと不機嫌でさっさと帰ってしまった。

その一週間後。

夜中までテレビのロケが終わり、BiSのメンバーを送り届けると、さゆりちゃんからメールが来た。

「お家行く。ちょっと話あるから」

家でぐったりしていると、呼び鈴が鳴った。

「どうぞ」
さゆりちゃんが無言で入ってくる。

「どしたの?」
「誕生日だったじゃない?先週」
「あ。さゆりちゃんのね。指輪あげたじゃない‼」
「違うの。その後さ、家帰ったら渡辺さんが家の前まで来てて」
「え?」
「おめでとうって薔薇の花束。それに手紙も」
「え?手紙?」
「好きだって」
「あ、そうなんだ」
「あ、そうなんだって!キミはそれでいいの?」
「渡辺さんの気持ちだから、それは。俺がとやかく言うことじゃないし」
「何なの‼上司に彼女が告られてるんだよ?ヤバイとか思わないの?」
「ヤバイ?何が?」
「感想は?それだけ?」
「んー。よかったね」
「よ、よかったねって!それでいいわけ?私、渡辺さんに取られちゃうかもしれないんだよ?」
「さゆりちゃんの気持ちが渡辺さんにあるんなら仕方ないと思う」
「あーもう!私のこと本当に好きなの?」
「うん。好きだよ」
「知らない‼もう‼」

結局二人は自然消滅。

俺はBiSの担当を外れることになった。

マネージャーとして最後の夜。

打ち上げをして泣きじゃくる寺島さんに手を振り一人事務所に戻って明日からの仕事の整理をしていた。

すると廊下で声が聞こえた。

「わ、渡辺さん、困ります」
「さゆりちゃん、もういいだろ?俺の気持ちわかってんだろ?」
「私、好きじゃありませんから!渡辺さんのこと‼」
「ふざけんな!薔薇返せ‼10万もしたんだぞ‼」

俺は無意識に廊下に出ていた。

「あ!お前いたのか!」
驚く渡辺さんをぶん殴って
「さゆり、行くぞ」
と、さゆりちゃんの腕を引っ張り歩き出した。


その後、俺は色々あってさゆりちゃんと結婚した。

BiSのメンバーも式に来てくれた。

ぶん殴った渡辺さんもバツが悪そうだったけど参加してくれた。

プーが二次会でさゆりちゃんのとこへ来てつぶやく。
「さゆりさん。私達の今度出すCDに一曲、歌詞を書いてくれません?」
「え?」
「このダメマネージャーとのことをw」
「私が…?いいの?」

そして

その曲は「nerve」と名付けられ、彼女達の代表曲となった。





nerve

大人っぽいメークで

決めてきたつもりが

かわいいって言われて 軽く不機嫌

抱いてほしい気分で WOW

疲れたわって言ったら

それじゃ送ってくよって WOW

疲れるわ

その少し優しすぎるとこ

なんとかならないのかな

たまにイラっとしそうになる

そんな君が好きだってこと

わざとロマンティックなシチュエーションを作ってあげても

指にも触れない

カッコつけてるつもり?それとも私のこと好きじゃないの?

勇気がないの?

他の男の人に 花束をもらったよ

よかったねと言われて

もう 悲しいわ

この鼓動どうしてくれるの?

急に低い声で呼ばないで

すごく男っぽい時がある

そんな君がやっぱり好きなんだ

わざとロマンティックなシチュエーションを作ってみるけど

寄り添いもしない

カッコつけてるつもり?それとも私のこと好きじゃないの?

勇気がないの?

その少し優しすぎるとこ

なんとかならないのかな

たまにイラっとしそうになる

そんな君が好きだってこと

わざとロマンティックなシチュエーションを作ってあげても

指にも触れない

カッコつけてるつもり?それとも私のこと好きじゃないの?

勇気がないの?

カッコつけてるつもり?それとも私のこと好きじゃないの?

勇気がないの?




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by youngas | 2012-08-13 19:51 | XX KLUV3