<   2011年 10月 ( 1 )   > この月の画像一覧


2011年 10月 25日

やんがすちゃんのYMO(Youngas Movie's Opinion) vol.8

やんがすちゃんのYMOとはYOUNGASが映画について勝手かつダラダラと語り散らかすコーナーです。
(大いにネタバレを含みます。鑑賞後に読まれることをおすすめいたします)




映画『たまたま』を観ました

f0182863_0112787.jpg


蒼井優主演の最新作。もともとは蒼井優の映像を作るはずが、たまたま色々な事が重なり最終的に映画になったそうです。監督は映像クリエイターの小松真弓さん。CM界では有名な方だそうです。午後ティーのCMで蒼井優とは共演済みとの事。






ストーリーや細かいトリビアなんかは各自でググッてもらうとして、youngas sogawa的感想。『満足!1000円という料金設定はありがたいけど、パンフレットが欲しかったぞ!』です。寒い国ならではの情緒ある圧倒的にきれいな風景、蒼井優の存在、原作が無いため(原案→脚本)わざとらしく無理のあるストーリーは皆無、説明過多になる事無くサラサラと流れる時間。そうなんです、基本的に商業目的で作られているいわゆる『映画』とは根本から違うんですね。ショートムービーともミュージックビデオとも違うものなんですが、肌触りはそちら寄りです。なので『この脚本でこの尺?長いだろ!』とも取れますし『この情景を楽しむには、妥当な尺!』とも取れます。完全に観る側の好みの問題ですが、自分としては完全に後者、100%擁護派です。伝えたいメッセージはキチンと100%伝わりますし、ファンタジーとして全く退屈しませんでしたから。実はここの方が肝なんじゃねーかって気すらする音楽。さらに満足度を高めるために120%の効果を生んでいる音楽。アイスランドを代表するバンド、シガーロスが日本映画には初となる楽曲提供!!これ実はスゴイ事ですよね。この程度の規模の作品にシガーロスが使われているんですから。それに勝るとも劣らない高木正勝さんの音楽。まーーー良い。まーー良いです。効果的。無音すらも必要と思わせる映像の組み立てはバッチリ好みでした。映像・音楽・キャスト・料金・尺・メッセージ・ストーリー、すべて好みでした。きっと大切に想っている人を、もっと大切にしたくなる映画だと思いますので誰かを誘って観るのも良いかと思います。

不満に思う点が無かった訳じゃないんです。
上にも書いたように大人のファンタジーとしては超好みなんです。基本ファンタジーとか虫唾が走る自分でさえ、すんなりその世界に浸れるほど好みなんです。なんなら無声でも良いのかと思えるほど。その中で日本人キャストでコンテンポラリーなダンスを踊る役の方がいきなり日本語で話し始めるんです。あれいります??? アイルランドロケなら現地の子供、6歳ぐらいの子供でもあの役はできると思うし(天使とかそういう体で)、ご老人でもできると思うのです(魔法つかい的な体で)。もしあの方を使うにしても字幕で語ってほしかった。蒼井優の声は冒頭一発目から耳に入ってくるので、一種ナレーションの様な物ので気にならなかったんですが男性の声が聞こえた途端、自分はですけど「素」に戻りました。

あとはエンドロール。
もうシガーロスの曲が死ぬほどドンピシャなんですよ。キターーー的な。大団円としてもバッチリなんです。なのであそこはスタッフやキャスト、提供を紹介するのをこらえてほしかった!!!あれエンドロールというか、ラストシーンだと思うんです。それぐらいチャーミングで綺麗で意味あるシーンだった。。。ジャッキー映画みたく大ボスを倒してストーリーにケジメがついた上で「お疲れ様」的にNGシーンを流しながら提供バックで5分音楽が流れてるのとは違うと思う。
なのでシガーロスのあの曲が終わるまで文字は流さないでほしかった。そこもファンタジーの世界の中でそっとしていて欲しかった~。

そんなこんなの『たまたま』でしたが、要はグッときました79点!!!いや、82点!!!







youngas sogawa





小松真弓さんが手掛けたCM↓






主題歌 Sigur Rós - 'Inní mér syngur vitleysingur'


[PR]

by youngas | 2011-10-25 01:07 | やんがすちゃんのYMO