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2009年 04月 28日

やがちゃんのXX KLUV 2

やがちゃんのXX KLUV2とはYOUNGASのいわゆる巨乳が苦手なほう・シノダが完全妄想で理想の逢い引きをしてみるコーナーです。

第7回<吉瀬美智子>

くたびれきった毎日を癒すかのような「いってらっしゃい」の声。笑顔で振り返り手を振る夫。
こんな生活も悪くない。
……のだろう。僕が夫であったなら…。

巨大団地のゴミ置き場。最後の生ゴミをつかんでゴミ収集車に投げ入れる。

赤すぎる夕日を背に消えない生臭さを感じながら家路につく。夕日の差し込んだ明るすぎるアパートの部屋。畳に寝転んで思い出していた。あの奥さんの明るい笑顔と真新しいピンクのエプロン。


次の週もあの夫婦が手を振り合う所に出くわした。
その翌週も。

しかしある日。
夫だけが険しい表情のまま通り過ぎていく。あの奥さんは今日は見送りに来ていなかった。
不思議に思っていると手に持ったゴミ袋が裂けて中身がこぼれ落ちた。
拾い集めていると目の前にサンダル。女性の足だ。
見上げるとあの奥さんだった。
「これもいいですか?」
ゴミ袋を差し出してくる。よく見ると右目が腫れ上がり痣になっていた。
ゴミ袋にはあの真新しいピンクのエプロンが入っていた。
目にうっすら涙を浮かべて彼女は立ち去った。
「あら吉瀬さん!」
おそらく団地内の住人であろうおばさんが声をかけるが彼女は軽くお辞儀をして行ってしまった。
吉瀬さん…っていうんだ。


その翌週。今度は夫も彼女も現れなかった。

ある休みの日。いつのまにか僕はあの団地の前にやって来ていた。
何の気なしに見上げているとあのおばさんと目が合った。
「あら!ゴミ収集のお兄さんじゃない?」
「はい…」
「いつもご苦労様。今日はお休み?」
「……吉瀬…」
「え?吉瀬さん?お知り合い?」
「親戚なんです」
「あら!そうだったの!大丈夫なの?」
「…」
「あらごめんなさい!あんまりいい話じゃないものねぇ?」
「いや!あの逆に俺あんまり詳しく知らなくて。聞いてますか?色々」
「いや、私もヒドいDVで離婚協議中ってことだけしか知らないのよ。お身内の方だったらお話聞いてあげた方がいいんじゃないの?」
「今いますか?」
「いると思うわよ」

301号室の扉の前。
親戚のフリしてやって来たとはいえ呼び鈴を押したらただのヤバいヤツだ。
俺はさっさと帰ろうと階段を降りようとした。その瞬間。扉が開き涙を目に溜めた奥さんが飛び出してきた。そして俺に抱きつく。
「あいつを殺して」
耳元で囁いた。




「お~い!次いくべ~!日が暮れちまうべよ~~」
ゴミ収集車の運転席から顔を出した村田さんが歯の無い顔で笑っている。
裂けたゴミ袋から落ちた生ゴミを拾い集めている自分に気がつく。

「いってらっしゃい!」

その声に振り返るとピンクのエプロンが朝の風に揺れていた。


※この日記に関するお問い合わせ、質問、意見などは一切受け付けておりません。
また、この日記を読んで某事件で地デジのCMキャラが地デジカという悲しいキャラに変わっていたなどの苦情もお断りいたします。

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by youngas | 2009-04-28 22:48 | やがちゃんのXX KLUV2
2009年 04月 21日

やがちゃんのXX KLUV 2

第6回<橋本絵莉子(チャットモンチー)-後編->

「あれ、あいつ出ないなぁ」
「いいですって。今さら話すこともないし」
私は少しの安心とどこか残念な思いとをないまぜにしたままお礼を言って朝の街に出た。
晃子からメールが来ている。
「中原はいいヤツだよ!えりこファイトw」

「ファイト……ねぇ」
複雑な思いで携帯を閉じると朝の街の静けさをかき消す救急車のサイレンが真横を通り過ぎていった。

家でシャワーを浴びてそのまま寝ていた私は携帯の着信音で目を覚ました。土曜日の昼下がり。誰だろう。
「もしもし」
「絵莉子!晃子だけど」
「どしたん?あのヒロキって人とまだ一緒なん?」
「たっくんが!」
「え?」
「たっくんが事故で病院に運ばれたんやって!」

病院に着くと泣き腫らした晃子の顔が飛び込んでくる。横には中原さんが呆然と立ち尽くしている。軽く会釈して晃子に尋ねる。
「たっくんどしたんよ!」
「朝ジョギング中に…車にはねられたんよ…」
「…重体で意識が戻らんらしい」
中原さんがつぶやく。
知らないうちに涙が出ていた。晃子を抱きしめながら強がっていた自分が無性に憎らしくてただ泣いた。忙しなく人が行き交う病院の中でただ動けず泣いた。



4年後―。

「久美子の結婚式、着てくもん決めた?」
「…」
「絵莉子?ねぇ?聞いてる?」
「ん?あぁ聞いとるよ。何着てくかねぇ」
「何着てくかねぇって再来週だよ?のんきだなぁもう」
ランチの帰り道。会社で同期のフミが困り顔で私を見ている。
いつのまにかまた春は来てて道路に桜の花びらが舞っていた。
「春だねぇ」
青すぎる空を見上げた。



「兄ちゃん!今二回打たへんかったかレジ!」
「いや!打ってないすよ!やめてくださいよ!いっつも変な言いがかり!」
「こっちは客やぞ!何やその言い方!」
「いっつもみんな迷惑してんだ!この迷惑ばばぁめ!」
「このガキ!車椅子やからって容赦せんぞ!こっちは戦中の生まれや!」



「申し訳ありませんでした!」

「彼は気が荒すぎるとこがあります。うちもレジ係に困ってるわけじゃないんですよ?」
「もう無いようにします!というか本人にキツく言って聞かせますから!」

謝る姿勢を崩さずドアを開けるとバツの悪そうな顔でたっくんが見ていた。
車椅子を押して歩く。
「えっちゃん…ごめん」
「ごめんは聞き飽きた!今日は好きな野球見せんよ!ドラマ見るから!」
「勘弁してよ!今日だけ」
「今日だけも聞き飽きたわ」
笑いながら絵莉子が空を見上げた。俺もつられて見上げた。
二人の上を桜が静かに揺れていた。


※この日記に関するお問い合わせ、質問、意見などは一切受け付けておりません。
また、この日記を読んでチャットモンチー全員出しただけじゃ足りずにポリのフミもついでに出しやがって!などの苦情もお断りいたします。

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by youngas | 2009-04-21 23:43 | やがちゃんのXX KLUV2
2009年 04月 21日

やがちゃんのXX KLUV 2

やがちゃんのXX KLUV2とはYOUNGASのザンジバルのベストアクトは結局清水ミチコだったんじゃないかと思っているほう・シノダが完全妄想で理想の逢い引きをしてみるコーナーです。

第5回<橋本絵莉子(チャットモンチー)-前編->

「東京の桜はもう散ってしまいました。
えっちゃんは桜は好きじゃないと言っていたよね。あっというまに綺麗に咲いて勝手に散っていってしまうから。でもあの公園を二人で歩いた時桜が散っていく中を歩くえっちゃんはとっても美しく今も桜を見るとその時のことを思い出します」

仕事の電話で目が覚めた。昨晩はえっちゃんに手紙を書いていたんだった。途中で眠ってしまっていたのか。夢の中で少し大きいダッフルコートを着たえっちゃんがにこにこ笑っていた。



「お前さ、何度同じこと言わせんの?書き直せ!午後一で持ってこい!それが無理ならもう来なくていい!」
また主任に怒鳴られた。
デスクワークは自分には向いてない。それはわかってるんだけど。
「お疲れ!また大目玉くらったの?」
同僚の久美子だ。
「うん。でもやらなきゃ」
「手伝うよ。絵莉子」
「ありがとう」
久美子には世話になりっぱなしだな。そんなことを思って窓の外を見たら桜が舞っていた。
「桜きれいだな。好きじゃないけど」
一人ごちて仕事に戻った。



仕事帰りのバッティングセンター。Yシャツをまくってバッターボックスに立つ。同僚の中原が缶ビール片手にニヤニヤしながらネット越しに話しかけてくる。
「お前あの娘どうなったんだよ?何だっけ?地元のえ、え、え…」
「えりこ」
「そうえりこちゃん。お前酔うとえりこちゃんの話ばっかりするじゃん?今どこにいんだよ、その娘」
「たぶんまだ地元だよ」
ダメだ。全然当たりゃしない。
「結婚してるとか?」
「してるんじゃないか?もう未練はないっっ!!!!」
そう叫んで振ったバットにボールがジャストミートして高く飛んでいった。
「本当に未練ないのかよ?」
酔った中原がしつこく聞いてくる。
「あるわけない!!」
そう叫んで振ったけど今度は当たらなかった。



「絵莉子!こっち!」
地元の友達の晃子だ。
「あんたそれいつものパーカーやん!何でおしゃれしてこんかったの?」
「私にしたらこれおしゃれやもん」
なかなか彼氏を作らない私を見るに見かねた晃子が合コンをしてくれて私は言われるがままにその店にやってきた。
いわゆる大手のサラリーマンでやり手なんだから。と晃子が自慢気に言っていたっけ。
「お待たせ!」
「やぁいらっしゃい!」
爽やかだけど遊んでいますが全身から滲み出たスーツの男二人が座っていた。
「彼が友達の中原くん。私が晃子で彼女が絵莉子です」
「どうも!こいつ友達のヒロキです!あっこと地元一緒?」
「そう。内気な娘だからいじめないでね」
「えりこ…ちゃんね…」
中原って人がジロジロ見てくる。
そんなに見ないでよ。
話してみたら割といい人達ですっかりお酒が回った私は上機嫌に夜の公園を歩いていた。
晃子とヒロキって人が仲良くいなくなったのにはかろうじて気付いていたけどいつのまにか中原って人の部屋にいることに気がついたのは明け方だった。私はベッドに彼は地べたに丸くなって寝ていた。
喉が渇いて立ち上がる。明け方の日の光。人ん家、しかも男の人の家で目が覚めるなんて何年ぶりだろう。と、壁に貼られたいっぱいの写真が目に入って何の気なしに見ていたら一枚の写真に私は釘付けになった。

え?たっくん?
似てる。私がずっと恋が出来ないでいる原因を作った人。
勝手に東京に行ってしまった人。

「目、覚めたんだ?」
中原さんがボサボサ頭で起き上がった。
「あの…この人…」
「タツヤだよ」
「……」
「俺の同僚。えりこちゃんていうから何となくピンときてさ。晃子は東京の大学で一緒だったんだけど地元は徳島って言ってたから。でもまさかタツヤから聞いてたえりこちゃんとはなぁ」
「私の話…してるんですか…彼?」
「してるよ。酔っ払ったらいっつもね。夕べもあいつを先に誘ったんだよ。だけどそういうのいいからって」
「そう…ですか…」
「会いたくないの?」
「……」
「二人ともじれったいなぁ。今電話してみるよ。あいつ休みだけど週末は朝ジョギングしてるって言ってたから!」
「いいですよ!」
と、いいながら本気では止めなかった。


アスファルトに人が倒れている。近くにはスリップした車があり、タイヤから煙が出ている。
倒れた人のポケットが着信のバイブで揺れている。
頭から少しずつ黒い血が出ていき辺りに広がっていく。

桜の花が春風に静かに舞っていた。

(つづく)
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by youngas | 2009-04-21 22:46 | やがちゃんのXX KLUV2
2009年 04月 15日

君もザンジバる??

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ANI氏、SHINCO氏がデザインを担当した幻のバックパックは、BOSE氏の“底にクッション素材が付いているリュックが欲しい!”というひと言から急遽製作することになったアイテム。メッセンジャーバッグ同様“ないもの”をコンセプトに製作され、サイドにはコラボレーションを記念する織りネームタグを配備。もちろん、底部にはBOSE氏お気に入りの衝撃を軽減するクッション素材を使用。内部はメッシュポケットとベルクロを装備し、機能性に優れた秀逸アイテム。現在予約受付中。(Samurai web shopより)

だ、そうです。カラフルでいて、どこか落ち着いたこの感じ・・・僕らのようなコドモオヤジにはピッタリではないでしょうか??この夏欲しい。詳細こちら→Samurai web shop

そんなスチャダラパーも出演する『ザンジバルナイトin野音’09』がいよいよ今週末に迫って参りました。僕らヤンガスも揃って遊びに行きます。まだスチャの新譜もスライマングースの新譜もソウルセットの新譜も未チェックですが、そんなのは関係なく楽しめるはずです。憧れの人間が山ほど終結!!!控え室は凄い事になってるんだろうな~・・・リリーフランキー、箭内道彦、峯田和伸、木村カエラ、サイプレス上野とロベルト吉野、斉藤和義、清水ミチコ、浜野謙太、猫ひろし・・・・・・良いなぁ良いなぁ凄いなぁ凄いなぁ。
さっきやってた「ニュースZERO」の週間天気予報によりますと、今週末の天気は心配ないそうです!!!やりました。このシーズンの野音なんて気絶するほど気持ちいいはずさ。

詳細はこちら→『ザンジバルナイトin野音’09』


そして同日ですが『アースデイTOKYO2009』もいつも通り原宿の代々木公園会場で開催。こちらは入場無料ですし毎回リラックスした時間がおくれるので、ちょっと暇だなぁ~って方は散歩がてら行ってみたら?きっと天気も良くて土や葉っぱの良い匂いがしてるはず。(今回は時間の関係で土曜は行けず) しかも恒例のフリーライヴでは(土)に曽我部恵一BAND、(日)には湯川潮音やいとうせいこうが見れちゃいますよ!なんなら夙川アトムやザ・ギースの出演もあるみたいです。
まぁ日曜日のランチはここで食べて、のんびり日比谷公園に行こうと思ってます。では、よい週末を。

YOUNGAS ソガワ
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by youngas | 2009-04-15 01:06
2009年 04月 14日

やがちゃんのXX KLUV 2

やがちゃんのXX KLUV2とはYOUNGASのすこぶる団地好きなほう・シノダが完全妄想で理想の逢い引きをしてみるコーナーです。

第4回<ペ・ドゥナ>

「韓国から来ました」

彼女は無表情のままそう挨拶して小さくお辞儀した。
ウチのコンビニのトレードマークの青と緑と白の制服がまだ新しく眩しい。バッジには「ペ」と書かれている。

「カトチャン、わかんないことはコイツに聞いてね!じゃあ後頼むわ!」
ガサツが服を着てるようなウチの店長がペさんだからこう呼んでいるという残念なセンスの持ち主であるということは彼女にもいずれ伝わるだろう。

一通り仕事の説明を終えると深夜の静けさが深みを増す3時ちょうどだった。

「日本はどう?」
「交換留学生で高校の時一度来たよ。楽しいです」
「日本好きなの?」
「うん」
「日本語上手だね?」
「ふふふふ」
「おかしい?」
「日本の話ばっかりだから」

笑顔の彼女はドキッとするほど可愛らしかった。


1ヶ月が過ぎてすっかり意気投合した僕らは映画を見に行くために駅前で待ち合わせた。
制服姿とバイトの行き帰りのいつものパーカーとジーンズしか知らなかった僕は驚いた。春色のキレイなワンピース。スカートが風に揺れていた。髪も下ろしていて印象がまるで違う。かわいいというよりキレイ。

「キレイだね」

ドゥナが笑顔でつねってくる。照れているのだ。

彼女が見たいと言っていた映画はホロコーストを扱った重いテーマでおよそデートには合わなかったけど胸に迫るモノはあって映画館を出た僕らはすっかりぐったりしていた。

「ドゥナご飯食べる?」

ドゥナは顔を横に振って「食べたくない」とつぶやいた。
確かに食欲はわいてこない。静かなカフェに入ることにして向かいあって腰かけた瞬間、倦怠期のカップルみたいなため息が二人同時に出て僕らは吹き出してしまった。

それから何度かデートして約1年付き合った。
建築を学びに来ていたドゥナは母親の具合が悪くなったからとマジメに通っていた学校を辞めて帰国することにしたと言った。
遠くても連絡を取り合えばいいし時々会いに行くと説得したけど迷惑をかけたくないとドゥナは別れると言って聞かず二人は黙って手をふり合って別れた。


それから8ヶ月。
相変わらずのコンビニバイト生活に嫌気が差していた夏の午後。休憩中にコンビニの裏にしゃがみタバコを吸っていると着信が鳴った。ドゥナだった。

「久しぶり。日本に戻ることになったよ」
「え?」
「ママ具合良くなったから」

電話口の声が真後ろから聞こえてくる。
ドゥナが携帯を頬に当てたままニコッと微笑み僕は呆然と立ち上がった。

※この日記に関するお問い合わせ、質問、意見などは一切受け付けておりません。
また、この日記を読んで「引きの画でどれだけ強く見せれるかだよね。その点はクロサワに顕著だよね?もちろん清のほうね」とか言っちゃう邦画好き気取りめが!などの苦情もお断りいたします。

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by youngas | 2009-04-14 22:59 | やがちゃんのXX KLUV2
2009年 04月 14日

『全然大丈夫』を観ました。

f0182863_16293833.jpg荒川良々(あらかわよしよし)初主演作品『全然大丈夫』を観ました。

映画のタイトルやキャストを見ても、この映画の個性の強さが容易に想像できます(笑)ですが、パッケージやトレーラーにあるような脱力系ムービー・ユル映画ではないと思うんですが・・・。
社会にイマイチ不適合な30歳目前男子の平均的な心情を、面白く、かつ気の利いたリズムで描かれているなぁと思いました。爆笑あり、クスクスあり、吹き出す笑いあり、恋心あり、恋人へのちょっとした背徳感あり・・・最近はこういう映画しか見たくない!! 監督は藤田容介さんという方で、大人計画の映像なども手掛けていた方らしいです。初長編映画+オリジナル脚本とは思えないクオリティーは「流石、大人計画」の一言。これから何作も面白い映画を撮ってくれる事でしょう。

荒川良々演じる照ちゃんが夢をかなえるべく企画書を片手にプレゼンに行き、言われた言葉↓

『問題は熱い想いが何にも伝わって来ないって事なんだよ。体温が感じられない物に人の気持ちを動かす力なんて無いんだよ。これから世に出て勝負しようっていう若い奴がギラギラしてなくてどうすんのぉ。お前らにある武器は、飢えた心が出す馬鹿力だけなんだぞ。驚かせてみろよ。。。命がけの姿を俺に見せてみろよ・・・そしたら金なんかいくらでも出してやるよ。』

これからもう一回観ます。

YOUNGAS ソガワ
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by youngas | 2009-04-14 16:56
2009年 04月 12日

Chim↑Pomのピカッ騒動について

ちょうどソガワくんが最近気になっていたChim↑Pomのピカッ騒動について書いていたので僕も書きます。


Chim↑Pomは前から好きなグループでアートスペースNADiff A/P/A/R/Tが恵比寿に移った時にオープニングレセプションとしてやっていたChim↑Pomのインスタレーション『日本のアートは10年おくれている』を見に行って、たまたま来ていた6人全員にサインしてもらったりしたぐらいです。

今回の事の顛末はソガワくんの読んでいる本(自分は未読です)と、『QuickJapan』誌にて二号連続で掲載されたライター磯部涼氏の渾身のレポート(広島に出向いて被爆者や関係者へのインタビューだけでなく最後にはChim↑Pom自身にもマイクを向けていて騒動の全貌がわかりやすく綴られています) などを読んで頂くとして僕はこの一連の騒動を耳にして素直に一言。

「Chim↑Pomらしいなぁ」


行為そのものは良識的に言えば悪趣味かもしれないし、何より被爆者当人たちが不快に感じたならいい表現と言い切るのは違うかもしれません。(磯部氏のインタビューによれば驚くほど被爆者当人たちは不快に感じていなかったようですが)

しかし、大不況かつ混迷極まりない世の中で、世間に対する中指そのものなほとんどの人たちから疎ましがられる表現をゲリラ的に続けている数少ないグループだし、今回の騒動で少なからずヒロシマのことを考えた人がいたならばそれは街頭で「ヒロシマについて考えませんか?」と訴えながら一日中ビラを撒いたことと何ら変わりありません。いや、それ以上のことかもしれない。

結果的に謝罪会見を行ったことや空にピカッそのものがメッセージであったのに書籍化して語ってしまうことについては磯部氏と同様、違和感はありました。
だけど最終形態(着地点)がどうなるかなんてわかってたら物作りなんてやる必要がないと思うんです。
どんなことになるんだろうとワクワクしながら自分の信じた表現に挑んでそれを見た人がいいだの悪いだのと言うのがアートでしょう。
着地も不格好な所も含めてChim↑Pomは正しい表現者だと僕は思ってます。(本人たちはまだ着地したなんてさらさら思ってないようです。広島での展示の野望もまだ捨ててないみたいです)

見てるときはくだらないなぁとかバカバカしいなぁとか口に出しながら家に帰ったら胸になんか破片が刺さってるような表現をまだまだ止めずに最後は自分たちの死すら作品にしちゃってくださいっっ!!


「批判されない表現はアートとは呼ばない」と僕は強く信じます!!


YOUNGAS シノダ
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by youngas | 2009-04-12 04:24
2009年 04月 11日

最近はこれ読んでます。

f0182863_23584099.jpg御無沙汰さんです。youngasのソガワです。
みなさん花見しましたか?僕は近所の公園でコーヒーを飲みながら本を片手にボンヤリしていました。 夜桜を肴に池袋の公園には沢山の大人が集まってワイワイやっていました。社会人1年生軍団らしきフレッシュマンが同期の男女を集めて円陣を組むかのように呑んでました。きっとあの中にもサーモンピンクな色恋沙汰があるんだろうなぁ…と思うと、右手に握っていたコーヒーが少し温かくなった気がしました。

という事で本関係。
最近はこれ←Chim↑Pom(チン↑ポム)の『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』を読んでいます。
内容はまた追々書いていくとして、とりあえず装丁や本全体のデザインが凄く良いです。
シオリに使うヒモ(あれ何ていう名称?)が蛍光色で少し太かったり、表紙の素材がビニールだったり、紙の角が丸く加工してあったり。多少コストをかけてでも、こういう細工があると僕は嬉しいです。本棚に鎮座される訳ですからオシャレしといてほしい。まぁムックはムックの良さがあるんですけどね。コンビニの分厚いマンガとかも雑な感じがカワイイし。

まぁ広島の上空に飛行機雲を使って『ピカッ』と描いた。それが問題になった。と、いう事です。
皆さんはどう思いますか?Chim↑Pomのこれまでの活動やキャラクターはググれば何万件もヒットするので割愛しますが・・・。しっかりと読んで、ここで自分の考えは書きますね。

現段階で思う事。それは、「空をキャンバスにして何かを描こうと思った」というスケールの大きな発想そのものが素晴らしい。・・・それ位です。広島・長崎の人々は「ピカドン」というワードと、どのような気持で付き合っているんでしょうか・・・。

広島・長崎の人々が(特に)嫌な思いをするならダメな行為な気もするし、その両県以外の人々に考えるきっかけを作ったという側面もない訳じゃないからそこを見ると一概にダメとも言えない気がするし・・・まぁ問題になること位Chim↑Pomは予想してただろうから、流石にあざといなぁとも思うし。アートって結局はどんな非難があれ人がしていない事をしないと話にならない訳だし・・・。

みなさんはどう思いますか???

YOUNGAS ソガワ
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by youngas | 2009-04-11 00:32
2009年 04月 07日

やがちゃんのXX KLUV 2

やがちゃんのXX KLUV2とはYOUNGASの一年の半分以上ジャージなほう・シノダが完全妄想で理想の逢い引きをしてみるコーナーです。

第3回<真木よう子>

日もすっかり暮れたオフィスには僕しか残っていなかった。やっと片付けた書類を整理し終えて立ち上がると誰かがオフィスの扉を開けた。
「終わった?お疲れ様」
「よう子さん…」

よう子さんが笑顔で立っていた。
よう子さんは僕の上司で普段は眉間にシワを寄せて怒ってばかりいる。いや怒らせているのはドジばかりする僕のせいなんだけど。
でも時々笑顔で励ましてくれたりするし何より美人で僕はすっかりよう子さんに参っていた。
「はい!何とか終わりました!」
「じゃあ飲みに行くか!」
「あ、はい!」

金曜日の高架下の焼鳥屋はサラリーマンたちでごった返していた。しかしよう子さんはこういう所のほうが落ち着くしおいしいとズカズカと入っていく。前も三畳ぐらいしかないじいさんだらけの一杯飲み屋に入っていくよう子さんを見て驚いて立ち止まってしまい「ほら!早く入る!」と怒られてしまった。
周りのサラリーマンたちが突然現れた美し過ぎるよう子さんを見てざわつき始めている。
結局落ち着かないまま日々の仕事の効率のいいこなし方から最近ハマっているというピラティスの話までよう子さんの話を聞いてるうちに時間はすっかり終電間際になっていた。

「じゃあ行こうか」
「はい!」
よう子さんが素早く会計しに行く。僕は黙って店の外で待つ。
前に財布を取り出したら店に響き渡る声で「キミは後輩に出してやる!しまいなさい!」と一喝されたのでおとなしく待つ。
よう子さんが出てくる。
「ごちそうさまです!」と頭を下げる。よう子さんが笑顔で返す。
駅までの道。
「あのさ…」
初めて見せるちょっと困った表情。
よう子さんは今月で寿退社することになったと恥ずかしそうに話した。
大学の時から付き合ってた人だと教えてくれた。


それがよう子さんとの最後の夜になった。
今は九州にいるらしいと聞いた。
高架下の飲み屋には後輩を引き連れて今も通っている。
恐縮した顔をして財布を出そうとする後輩に「おい!お前たちは後輩に出してやる!」
そう言って僕は笑った。

※この日記に関するお問い合わせ、質問、意見などは一切受け付けておりません。
また、この日記を読んでクローズゼロツーってタイトルはわかりづらいが、そうなってくるとクローズシックスナインとかクローズセブンイレブンとかもあり得るぞなどの苦情もお断りいたします。

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by youngas | 2009-04-07 22:52 | やがちゃんのXX KLUV2
2009年 04月 02日

3月に見たDVD ~ソガワ編~

今月もなんだか映画をよく見ました。インターネットで観る事もしばしば。
先月に引き続き、3月に見た映画をご紹介。



<五つ星 ★★★★★>

・フローズンタイム


<四つ星 ★★★★>

・百万円と苦虫女
・パラノイドパーク
・シークレットサンシャイン


<三つ星 ★★★>

・セッション9
・ダークナイト
・ホステル
・28週後...
・テラビシアにかける橋
・コール

<二つ星 ★★>

・ジャンパー
・ブルーブルーブルー

<一つ星 ★>

・クローズZERO


今月は13作品観たようです。
絵を描く時間を沢山取った割には多く観た気がします。

残念なのは、各方面で大絶賛の『ダーク・ナイト』が全然面白くなかった事・・・・・・というか、自分には面白さが理解できないのが残念でならない。かなり期待してたので・・・まず苦手な要素として登場人物が多すぎるし、場所が移りすぎる(笑) もう開始10分で内心『こりゃヤヴァい・・・』と脇汗かき始めました・・・。
もう1回見れば何とかなるんでしょうか・・・みんな大好き「くるり」の良さが何年たっても分からない以上に残念でした。

f0182863_2201926.jpgあとクローズアップするなら「シークレットサンシャイン」(★★★★)でしょうか。
これも2時間越えの作品なんですが、ガッツリ重く身も蓋もない物語。韓国のラブストーリーって少しキザで女性上位主義な感じがよく見受けられるんですが、この作品に関してはそういった天丼的な甘い部分は皆無。

都会から旦那の死をキッカケに田舎へと移り住んできた美しい未亡人・・・そんな伏し目がちな彼女に寄り添う愚鈍な男・・・いつしか彼女は真面目で一生懸命な彼に惹かれて・・・というような分かり易いカタルシスを与えてくれるお得意の韓国映画かと思わせといて・・・。 エンドロールが流れ終わるまでジーっと考えましたが、その時はうまくまとまらず。でも、こういう表現は今までに見た事がない気がします。 死や宗教にもグッとクローズアップするあたり、この監督さん、だいぶハーコーでインテリジェンスなんじゃないでしょうか。

この監督の過去作を観たくなるような一作!!!


YOUNGAS ソガワ
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by youngas | 2009-04-02 02:25