2017年 01月 03日

俺アワード2016 ~SGW編 10~4位~

この一年を振り返り、特に好きだった物を勝手に表彰しちゃう毎年恒例の俺アワード!!!


一昨年からバスフィッシングにどっぷりハマり倒して、身の回りのカルチャーがド反対の世界に数年おりましたが(笑)


今年の夏に二人目の子供が産まれた事がきっかけで、こちら側へ戻って参りました♪

元のカルチャーリハビリ中のワタクシが書く俺アワードですが、ちょっと面白い映画が異常にありすぎてもはや怖い2016。

『大好き映画BEST10』『大好き映画キャラBEST5』『大好き映画ワードBEST5』の三部門を勝手に表彰しちゃいます!!!!!

映画館には数えるほどしか行っていないのでランク内に去年案件があり、やや鮮度に欠ける部分があるかと思いますがそこはご勘弁。

逆にほぼTSUTAYAに並んでる作品なので、クソ暇で頭がスカスカになりそうな人はDVDですぐチェックできますwww

そんな感じで行ってみましょう!!!
大好き映画からだぞウェイヨ~(´・∀・)/





第10位
【ストレイト·アウタ·コンプトン】
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高校生の時にブラックミュージックを聞き始めたのは当時の彼女が遊びに来た時に、よりスケベっぽい空間を演出するためだったように思います。

ガンズとかメタリカじゃちょっとな。。。という年頃でした。

よく分からないながらRケリーを選択していたのは、いま考えてみればなかなかのエロセンスだと思います(笑)

当然アリーヤやメアリーJブライジ、TLCなんかを聞く流れになりながらも、メソッドマンやレッドマンなんかのウータン一派もチャリンコに股がりながら楽しんでいた17才。

周辺の友達の間ではエピタフやFATレックなどのいわゆるメロコア全盛期。

ゆっくりと展開されるビートに早口の歌唱法方はなにも知らないド田舎の男子にとってもフレッシュだったし、それまで聴いていたメロコアに比べて大人っぽく感じたんだと思います。


そんな青春時代の少し前の時代のアメリカをパッケージして、文字通りコンプトン地区を手元まで直送してくれたこちらの作品。
DVDに詰められているのはN.W.Aというヒップホップグループの自伝的な物語を通して、高校生の頃の自分がすごく知りたかった空気でした。

今でも“ブラック·ライヴス·マター”という運動が起こるほど、かの国では根深い人種差別があります。
N.W.Aとは【物言う黒人】の略。


2016年はアメリカ各地で白人警官による人種差別に対するデモが頻発しました。


そんな歓迎できない強いエナジーを感じた胸くそ悪い空気に鉄槌をくだす1本!!!
ギャングじゃないけどギャングスタラッパーではある彼らのパチ者感もパンクだし、ドレやアイスキューブの育ちの良さも垣間見れて心底楽しめました!!!






第9位
【私たちのハァハァ】
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地方に生まれた者にとって“東京”というのはどこか神格化されている部分があります。
すくなくとも自分は大いにありました(笑)


TVで活躍している芸能人がそこらじゅうに居るんじゃないか?
歌舞伎町はIWGPやトーキョートライヴに出てくるようなギャングだらけじゃないのか?

女の子は100%美人でオシャレ。
売ってないものは無くて、一晩中きらびやかで...



東京に行けば何かあるんじゃないか?何かになれるんじゃないか?


そしてそれは若年層ほど強い傾向にあるように思います。
裏づけのない自信と相まって痛い状況になりかねない。


なんなら、ちょい本気出せばAKBの端っこの人ぐらいならイケんじゃねーのか?
ぐらいに思ってたりしてwww


【私たちのハァハァ】は福岡在住の女子高生4人が、大好きなバンド“クリープハイプ”に会いに行く物語。

ほぼ演技経験の無い4人であり(うち一名はメジャーからデビューしたシンガー)、監督の意向により
今作ではヘアメイクスタッフも付けていないそうです。


それによりとても自然な田舎の女の子を見れましたし、自分が九州を出て東京に住み始めた時の事を思い出しました。

はじめてゼップTOKYOでガービッジを見た時には、普通にだいの大人でしたが『俺はこれでただの田舎のガービッジ野郎(ガラクタ、生ごみ)じゃねーぜ!!!』と胸を張ったものです(笑)


その精神性こそがガービッジ野郎とも知らずにw


女という武器を換金してみせたり、SNSという黒い渦に飲み込まれたり。
女同士の嫉妬や自己顕示欲で仲間割れしてみたり。。。
誰かれかまわず何だかイライラするし、かまわれたくないけど放ったらかしもちょっと...

みたいな、自分もその昔に通過した若さが口内に広がってちょっと苦い時間を頂きました。

ピッチパーフェクトやリンダリンダリンダ、ローラーガールズダイヤリーに代表される
【若い女の子が何人かで何かやるムービー】の最新版としてもフレッシュな1本でした!







第8位
【ルーム】

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限定された空間で少人数がなんかやるって映画自体が好きなんすよね。
そんな理由もあり8位は評判の高かったこれです。


とある理由で、とある場所に、監禁されてしまっている若い母親と5歳の少年のお話。


ここからは
ネタバレを含みますので、この作品を楽しみにしている方は見ない方が良いかも?


ある方法を使い、決死の覚悟で息子を外に出します。
産まれてからずっと二人で生活してきた親子にとって、離れ離れになるのは想像以上に大変だったと思うんです。

もし自分が子育てを経験していなかったら『普通離れられないでしょ、、、子供は使えないでしょ。』と思うと思うんです。でも、子育てをしていると分かるんですよね【子供ってこっちが思ってるより何倍もスゲー】って事が。

そして自分の子ならやってくれるんじゃないか?と思える。


言ったことを2秒で忘れるのも子供、言ってないことをずっとずっと覚えてるのも子供。


実際にオーストリアで起こってしまった事件をベースに作られているようです。

栄養不足で歯が抜けてしまったり、日照不足からビタミン剤を与えていたり。
そういうリアリティのある描写も実際の事件から着想しているのかもしれません。。。


犯人が狂気に満ち満ちたサイコパスかと思いきや、金が無いのに子供の誕生日にラジコンを買ってくる普通さを見て余計に頭がズキズキ痛くなったりして。


カメラワークやハラハラ展開も含め、平均点の高い作品でした!!










第7位
【マジカルガール】
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タイトルとジャケからイメージするものと、実際の中身が違いすぎるDE賞!!

獲得でございます!おめでとうございます!


日本語と英語、あとは韓国語以外の映画ってあんまり目にする機会が少ないですがこれは必見のイカレたスペイン映画!!!!!!


手に取りにくい雰囲気のパッケージかもしれませんが、普通のアート系ヨーロッパ映画ではないパンチのある内容に良くも悪くも必ずショックを受けるはず!!!


省略表現オンパレードのアート映画を見た時の消化不良なあの感じ...わかりますわかります(笑)
金はいいから時間返せなあの感じ...わかりますわかります(笑)

これは大丈夫なはず。
大きく三部構成になっているので、置いてけぼりにもなり難いですし。


日本大好きな南米出身のベルムト監督、来日の際は新宿ゴールデン街でいつも飲んでいるそうです(笑)
お酒のビンに『セーラームーン』と書いてあったり、音楽が日本人歌手のものであったり。

これを読んでくださっている日本人は、感謝の意味でも必ず見てください。
ある意味、今は無きクールジャパンかも。

こちらの解釈でいかようにも捉えられるストーリーは、いつしか刺さったまま抜けないトゲとなっているでしょう。


【ルーム】も、何はともあれ親との時間LOVEって子供の目線にグッとくるし、この作品も嫌なはずであろう病床での少女が一番いい顔をしている所に目頭が熱くなりました。

こんなの見せられたら、バス釣りに行かず子供と居ようと思うってば(笑)!!!









第6位
【ドントブリーズ】
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元日よりヤンガスちゃん揃って劇場に足を運びました通称ドンブリ!!!


盲目のおじいちゃんの家に大金があるらしいという噂を聞いた若い空き巣常習犯の男女3人。こいつらがじーさん眠らせといて、がっぽり根こそぎ頂いちゃおーよ!ってお話。



とにかくあらゆる場面で僕らの想像を遥かに上回ってくるし、予想を裏切ってくる。
しかも何分かに一度は『お化け屋敷的』に脅かしてくるもんだから、おじさん疲れる疲れる(笑)


こんな疲労感なら大歓迎!!!
映画館からの最高のお年玉!!!


なもんだから鑑賞後のサイゼリアでは激賞とマルゲリータが二人して止まらず、唾とチーズを撒き散らしながら熱く語りました。
口臭気にして息を止める、こんなヤンガスちゃんに最高のお年玉をくれるんだから、映画の神様はいますね!あざます!


普通に考えれば【盲目という社会的な弱者、しかも大切な家族を失っている退役軍人】から老後の貯蓄を盗むんだから、強盗がケチョンケチョンにやられる所にカタルシスがあるのかと思いきや、、、
強盗側にも8マイル的な悲しい家庭の事情が。。。


いつしか強盗を応援している自分に気がつく巧みさ(笑)
新しい応援上映の形かもしれません!
『後ろ!後ろ!逃げて!逃げて!』みたいな。


しかも盲目じーさんの地下室にある捻れまくったた闇の顔、、、


単純にルックだけ見てもキレイな画も多かったなー。

特に真っ暗闇の映像は、クリス·カニンガムのラバージョニーを彷彿させるほど美しかったっす!!

あと割りと序盤の顔面への発泡シーンやばかったっすね!
あそこマジでカッコ良かった。
相方シノダは常々笑いとは『間とテンポ』だってチ○ポが眼鏡かけたみたいな顔で言ってますが、この発泡シーンの間とテンポ完璧でしたよね!

一瞬ピカッと光るあのビジュアルも含め。



前にカップルが座ってましたので、パンチのあるデートムービーとしても良いかもしれませんね!!!

あのカップルはその夜、どういう物を口にぶちまけたのか。。。ドンブリプレイをしたのか。。。

それだけが気がかりな元日の夜でした。









第5位
【クリーピー 偽りの隣人】
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いや~これには参りましたね。
自分は鑑賞中、あまりに好みじゃない芝居や展開が多いので『はい減点、はい減点、はい東出減点』って感じで観ていたんですが、そのあと何日経っても香川照之さん演じる西野というオジさんが頭から消えなかったです(笑)

香川さんも最高すぎましたが、娘役の藤野涼子さんが大っ好きでした。

韓国映画『冬の小鳥』『アジョシ』期のキム・セロンみたいなパワーがありましたね。
『リリイ・シュシュ』で映画デビューした頃の蒼井優とも言えるような。
顔が似てるだけか(笑)


あれ?

あんまり書くことが出てこないな(笑)



あ、去年は香川照之さんの離婚報道があり奥様の安否が心配になったりしちゃいましたw
それぐらいこの作品での香川さんはヤバいっすよね!!!!!











第4位
【クリード チャンプを継ぐ男】
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ロッキー音痴とも言える自分がこの作品をパスする理由は多々あるんですが、クリードに関しては前のめりで鑑賞しました。

『フルートベール駅で』という映画にガツンとやられてしまっていますので、同じ監督ライアン・クーグラーであればそりゃ観ますわな。
フルートベール駅でを観てない方は、いつかチェックしてみても良いかもしれません!!!

10位のストレイト・アウタ・コンプトンでも書きましたがブラック・ライヴス・マター運動のまさにそれです。
重い内容を実にコンパクトにすっきり描いた極上の一本かと思います!


しかも主演のマイケルは、こちらも金字塔『クロニクル』のあいつですからね!!!



リング上で相手を倒すのがボクサーのミッションだと思います。


ここにいる主人公のアドニスも勿論そうなんですが、物語が進むにつれてそれよりも『過ちによって産まれてしまった偽エリートの自分』という大きな心の敵に落とし前をつけようとしているように見えてきます!!!

『不良じゃなくても強いんだ』って何度か出ますが、あの非アウトローコンプレックスの表れですよね。


ロッキーもリングではなく自分の中にある大きな強敵と戦う、いわば変則的なペアマッチ構造。
それによってお互いがお互いに好作用をもたらしています。
ロッキーは誰かのために戦うと強いんすね!


スポーツ映画にありがちな寸止めアクションは皆無で、なんならボクサーってこういう風に見えてるんだな~って感心しちゃうほど。

よく芸人さんが頭に付けてスカイダイビングしてますが、あのCCDカメラの映像ぐらいリアルで熱い!!


素晴らしいシーンの乱打戦ですが、自分的にはエイドリアンの墓前で新聞を読みながら墓に向かってしゃべってるあそこが大好きです。
背中が痛いな~なんていう伏線もチラつきますし。


あとは街のゴロツキを引き連れてアドニスがロッキーの所に走るシーン!!!
アングルやスピード感、カットのタイミングなんかのカメラワークこみこみで最っっっ高ですよね!

今年は同じ作品を何度も見返しましたが、この走るシーンは大好きで一番観たかもしれないです!!



とにかく充実しかないです。
クゥ~~~って言いながら映画の時間に浸りたい人はこれ!!!!!






3,2,1位は後半戦で!!!!




sogawa

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by youngas | 2017-01-03 17:25 | 俺アワード


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